内容説明
1902年―在オデーサ日本国領事館開設。2022年―日・ウクライナ外交関係樹立30周年。この1冊でわかる日ウ関係120年の歩み!
目次
プロローグ ウクライナの歴史と日本との共通点
第1章 初めての接触およびソ連時代における交流と協力
第2章 日本とウクライナの政治対話
第3章 安全保障・防衛協力
第4章 経済関係および協力
第5章 核の安全および科学技術協力
第6章 文化・スポーツ・人道関係
著者等紹介
ウドヴィク,ヴィオレッタ[ウドヴィク,ヴィオレッタ] [Удовiк,Вioлетта]
ウクライナのオデーサ生まれ。メチニコウ記念オデーサ国立大学大学院修士課程修了(国際関係学)。2009年、国費留学生として来日。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。2017年8月~2022年1月、在日ウクライナ大使館二等書記官として多数の外交・文化イベント、日ウ要人通訳等に携わる。メチニコウ記念オデーサ国立大学大学院博士号(PhD)取得。歴史学(世界史)博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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書痴楽
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日宇関係の概説本といえる本書の著者・ヴィオレッタ・ウドヴィク氏は、東大修士課程を経て在日ウクライナ大使館二等書記官を務めた根っからの知日派。本書は日宇関係史から経済・文化交流、果ては政治対話や核関連協力といった、膨大な分野における両国の交流や関係構築の過程、今後の展望などを余すところなく論述している。2022年まで地理的にはもちろん、その存在すら霞のかかったものであったウクライナだが、政財界はもちろん民間有志による草の根交流が綿々と受け継がれていたいてことに衝撃を受けた。 2023/02/12