オーラルヒストリーの理論と実践―人文・社会科学を学ぶすべての人のために

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オーラルヒストリーの理論と実践―人文・社会科学を学ぶすべての人のために

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  • サイズ A5判/ページ数 471p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784924914124
  • NDC分類 002.7
  • Cコード C3020

目次

綿密なインタビュー入門
オーラルヒストリーと記憶
インタビュープロジェクトの準備
インタビューの技法
法的な問題と倫理
インタビューにおける対人関係
オーラルヒストリープロジェクトの諸相―コミュニティ研究
オーラルヒストリープロジェクトの諸相―伝記(バイオグラフィー)
オーラルヒストリープロジェクトの諸相―家族史研究
分析と解釈
プロジェクトの完了

著者等紹介

ヤウ,ヴァレリー・ローリー[ヤウ,ヴァレリーローリー][Yow,Valerie Raleigh]
ウィスコンシン大学より歴史学の博士号を取得。ノースカロライナ大学南部オーラルヒストリープログラムにおいてオーラルヒストリーの方法論を学ぶ。1970年代半ばより、多くのオーラルヒストリープロジェクトに取り組む一方で、ブルックリンカレッジ、ロードアイランド大学、ノーザンイリノイ大学で教鞭を執り、オーラルヒストリーのインタビュアー養成に情熱を注いだ。また、30年にわたってアメリカオーラルヒストリー学会で活動し、7年間学会誌Oral History Reviewの書評エディターを務め、続いて学会評議員に就任するなど、主要な役割を果たしてきた

吉田かよ子[ヨシダカヨコ]
上智大学文学部卒。ブリティッシュコロンビア大学コミュニティ・地域計画大学院修士課程修了(M.A.)。在日アメリカ大使館広報文化交流局、北星学園女子短期大学を経て、北星学園大学短期大学部教授。日本オーラル・ヒストリー学会初代会長(2004‐2005)

平田光司[ヒラタコウジ]
筑波大学で素粒子論を専攻(理学博士)後、高エネルギー加速器の理論を専門とするようになり高エネルギー加速器研究機構に勤務。アメリカにおける大型加速器計画SSCの中止から、科学と社会の関係に関心がたかまり、現在の主な専門は科学技術社会論(STS)。総合研究大学院大学先導科学研究科教授

安倍尚紀[アベナオキ]
情報科学博士(東北大学)。総合研究大学院大学上級研究員、東京福祉大学専任講師の後、現在、九州大学・学術研究員。「情報化をはじめとする科学技術は人間を幸せにするのか」という問いに基づいて、社会学・経営学の視点から、情報の流通・保存・管理が社会に及ぼす影響を研究。「おもしろさ」や「合理性に抗うもの・冗長性の効用」を切り口に、観光情報、地域振興、古典芸能に関する社会調査を行っている

加藤直子[カトウナオコ]
フェリス女学院大学文学部卒。総合研究大学院大学先導科学研究科・博士課程在籍。茨城大学農学部・産学官連携研究員。主に計量的手法を用いて、人間行動を社会的、文化的、心理的観点から学際的に研究している。インタビューなどの質的な情報と量的な情報を統合するための方法論にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。