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内容説明
ハリー・ポッターの世界に、より多くの読者が親しみを持つために、本書では、著者の知る限りのヨーロッパ文化のエッセンスをわかりやすく紹介した。
目次
第1章 ハリー・ポッターとはなにものか?
第2章 ハリー・ポッターの不思議な力
第3章 ハリー・ポッター必須アイテム
第4章 ハリー・ポッターと仲間たち
第5章 ハリー・ポッターに敵対するもの
第6章 ハリー・ポッター世界のバイプレイヤーたち
第7章 ハリー・ポッターと魔法ア・ラ・カルト
著者等紹介
冬木亮子[フユキリョウコ]
1960年静岡県生まれ。清泉女子大学文学部キリスト教文化学科卒。米国バークリー音学院留学。滞米5年の後帰国。ライター・翻訳家として幅広い分野で活躍する一方、音楽活動にも余念がない
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅蓮
6
ハリーポッター関連アプリ日本語版配信を記念して。当のアプリはまだまだ誤訳甚だしいが、読者諸君はもちろん、そんな誤訳に慣れ親しんでしまっているからにして、プレイにはなんの問題もない、ですよね?ん?(猫なで声) 本書は2001年発行ということで、4巻炎のゴブレットまでの内容を包括。筆者冬木さんなら5巻以降をどうヨーロッパ魔術と関連付けるかな〜と考えるのが楽しい。目新しいものは特にないが、子供でも読める。2018/05/05
viola
5
面白いっちゃ、面白い・・・・?けど、ハリー・ポッター関連書は相当な数を読んできているので、既に指摘されていることが多いなというのと、聖書とギリシャ神話をある程度知っていれば初心者だって気づくよなぁと思えることが多いのが残念。でも、この系統書はたくさん出てるし仕方ないのかなーとも思ったり。 文学研究者が真面目に取り組んだハリー・ポッターの論文とか、読んでみたいですねー。2010/12/25
もくたつ(目標達成)
2
ハリーポッターシリーズの謎や登場人物の名前の由来に迫る作品。ハリーポッターに嵌って、最近ホグワーツで習う魔法の呪文まで覚えつつある身としては、魔女文化や聖書や神話などヨーロッパ文化を学びながら魔法の世界に浸れる本は面白かった。2019/08/06
ちあき
2
ハリポタとヨーロッパの歴史に興味があれば面白いと思います。2014/07/10
くぺぺ
1
初めて読んだ本が「ギリシャ神話」だったという生粋の欧州神話好きの作者によるハリーポッターに出てくるアイテムや人物の元ネタ解説。 日本人がハリーポッターを呼んだ時には理解出来ないものが、この本を読めば理解しやすくなるかも。 あくまでハリーポッターに出てくるものの本来の意味や解釈の仕方を教えてくれるものなので、ハリーポッターという小説の解説書ではない。2011/12/20