内容説明
我々は世界をどのように認識し、アートはそれをいかに表象しているのか?“遠近法”と“本のアート”をテーマに、近代を超え出る新たな時空の可能性を探る美術論集。併せて、著者が携わった川口現代美術館とうらわ美術館についての覚え書きを付す。
目次
俯瞰―個人的経験と問題関心(きっかけ、現代から近代へ;遠近法、整合的な全体世界 ほか)
近景―遠近法と本のアート(逆説の遠近法―規定的時空間とその変容;本のオブジェのための後からの前提 ほか)
遠景―背景としての美術館(川口現代美術館から;うらわ美術館へ)
資料編
著者等紹介
森田一[モリタハジメ]
1955年、高知県に生まれる。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。斎藤記念川口現代美術館学芸員、うらわ美術館学芸員をへて、現在、近現代美術研究および展覧会企画に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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