夢のなか - 連続幼女殺害事件被告の告白

夢のなか - 連続幼女殺害事件被告の告白

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784924718302
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

磁石

23
彼のような人物が生贄=養分として生きたまま囲われた存在、というのかもしれない……。インタビューの内容を全て信じると、彼を犯罪者に仕立て上げるために誰かが仕組んだとしか思えない。犯人たる確たる証拠を示してくれないのに、悪意ある精神分析だけが積み重ねられる。提示されている彼の自室の写真も、これみよがしに成人本が置かれている角度から撮られている。アリバイ作りの為としか思えないクラブ会長の強引かつ愚かな処分。夢のなか……。真犯人が誰にせよ、やったことは帰る。2018/02/17

gtn

21
今まで宮﨑には責任能力があると確信していたが、イメージが変わった。彼の証言を信じるならば、祖父の死が犯行の引き金になったことに疑念の余地はない。また、祖父が彼にとって全存在であったことについても、その理由を家庭環境に求めざるを得ない。更に、死刑執行も含め、未来のことに関心がないという彼の発言は、換言すれば"自分"がないということ。だから当然反省もない。タイトルどおり、すべて夢の中。2022/05/13

澤水月

13
正直ネズミ男とか麻原的に拘禁か統合失調で言葉通じない人と思い込んでて冒頭と末尾いきなり出版が夢だったの何社かに売り込み折り合わなかっただの投稿して本作ろうだの宮崎家買おうだの「俗な」文にひっくり返った。不可解言動は公判時だったんか!本書によると今田勇子告白文や犯行声明文の文体字体検証が裁判でされず無視!な事、芹沢俊介が証言、大塚英二/吉岡忍/佐木隆三しか傍聴通い詰めてなかった事も知らず…自分思春期のナマい国内事件本、割に未読と反省。未払い騒動一応「創」応援買い。こんだけ有名な本なのに初版…しかし貴重な書。2014/10/27

がんもどき

12
宮崎勤の書簡及び裁判記録、識者の意見をまとめたもの。裁判での宮崎の発言を見ていると罪の意識や人を殺したという意識が全くと言っていいほどないのが印象に残った。この事件でオタクバッシングが起こったが当の宮崎はオタクというわけではなかったことも印象的だ。最後の投稿募集などは余計。ややまとまりの悪い本だったと思う。2023/08/02

higurashi_jp

8
マニアックなビデオが犯罪を助長するというならば宮崎勤の好きなスパゲティも犯罪を助長するということになるのであって結局原因なんてわからないんだよ。 自分が嫌いなものを犯罪の助長というのはやめような。2020/02/13

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