内容説明
『東京おいしい老舗散歩』が増補版になって帰ってきました。江戸文化研究家の著者が、東京の路地に息づく四季の表情、歴史の息吹に心をときめかせて、変わり続ける町のなかで変わらぬおいしさを伝える名店を味わう14の散歩コースを厳選して紹介。歩いて笑顔に、食べてうれしい老舗散歩の世界へようこそ。
目次
3月 お花見は江戸の行楽の心意気で 長命寺桜もち 山本や
4月 新緑のお濠端を訪ねて 寿司政
5月 春のお江戸日本橋 室町砂場
6月 秋葉原まで神田川を歩く 竹むら
7月 朝顔市を粋に楽しむ 笹乃雪
8月 浅草通りの今、昔 どぜう飯田屋
9月 雪月花の寺へ 羽二重団子
10月 東京最古の駄菓子屋を訪ねて 上川口屋
11月 江戸カルチャーの発信地・吉原 桜なべ 中江
12月 歳末の浅草寺を歩く 尾張屋
1月 1年の開運と合格を祈願する 蓮玉庵
2月 江戸の鬼門を守る寛永寺の節分 はん亭
季節を問わずに(山の手に眠る時に思いを馳せて 小笠原伯爵邸;変わり続ける町にある変わらないもの 虎ノ門大坂屋砂場)
著者等紹介
安原眞琴[ヤスハラマコト]
1967年東京都生まれ。江戸文化研究家・映像作家。文学博士。国際基督教大学客員教授。吉原文化の最後の継承者を5年間取材したドキュメンタリー映画「最後の吉原芸者 四代目みな子姐さん―吉原最後の証言記録―」を2013年に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- こうちゃんのいちょうの木