内容説明
和辻の“飛翔する想像力”によって読み解かれる日本文化の精髄。文化史家としての本領を発揮した論考を収録。
目次
『日本精神史研究』（一九二六年）より（推古時代における仏教受容の仕方について；仏像の相好についての一考察；推古天平美術の様式；白鳳天平の彫刻と万葉の短歌 ほか）
『続日本精神史研究』（一九三五年）より（日本精神；日本の文芸と仏教思想）
著者等紹介
藤田正勝［フジタマサカツ］
１９４９年三重県に生まれる。１９７２年京都大学文学部哲学科卒業。１９７８年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。１９８２年ドイツ・ボーフム大学哲学部ドクター・コース修了（Ｄｒ．Ｐｈｉｌ．）。１９８３年名城大学教職課程部講師。１９８８年京都工芸繊維大学工芸学部助教授。１９９１年京都大学文学部助教授。１９９６年京都大学大学院文学研究科教授
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感想・レビュー
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Schuhschnabel
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『日本精神史研究』を読んで興味を持ったことから、この続編的位置づけである『続日本精神史研究』の方にも関心をもつようになった。そのため、両方からいくつかの作品をピックアップしている本書を読んでみた。どうも続編の方は、前作がもっていた和辻独特の感性が鳴りをひそめているように感じた。2016/08/11
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