目次
1章 強い肉体に強いこころは宿らない(気持ちを強く持っていると「こころの病」にならない?;がんばる気持ちが「こころの病」を防いでいる? ほか)
2章 こころの病は脳の事件(こころはどこにあるのか?;誰でもマインドコントロールされる危険性がある? ほか)
3章 うつ病になりやすい人・なりにくい人(ノルウェー人はスペインではみんなうつ病?;「うつ」は時間がくれば治る? ほか)
4章 統合失調症は青春の病気だ(統合失調症の統合が意味するものは何?;幸せな家庭に育つと統合失調症にはならない? ほか)
5章 豊かな社会がこころの病の温床(拒食症はダイエット病?;ストレス解消、ノー・パニック? ほか)
著者等紹介
野田文隆[ノダフミタカ]
1948年宮崎生まれ。東京大学文学部卒業。広告コピーライターを経た後、千葉大学医学部に進み、精神科医となる。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学で卒後研修を受けた後、東京武蔵野病院精神科に勤務。1999年4月より大正大学人間学部教授。ブリティッシュ・コロンビア大学精神科Adjunct Professorを兼任する。診療は週一回、目黒区の「長谷川クリニック」で行っている
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感想・レビュー
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さとる
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半年前の講義後に購入。☆人には体力があるように心力がある。体力も心力も人それぞれ。また肩こりがあるように心がこることもある。軽いうちにこりを治すためには楽しいことを。☆専門的な話は出てこないけれど「人の心って何?」をわかりやすくせつめいしてくれる。☆職場に置いておこう。2017/05/24
メルセ・ひすい
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老舗? あまり参考にならなかった。 日本のメンタルヘルス活動の草分けである著者が語るメンタルヘルスの真実。メンタルヘルス活動に従事する人々のみならず、社会に生きる全ての人々に向けて発信する、「真実の書」。2008/11/16