内容説明
永遠に歌いつがれる多くの念仏の歌をつくった、京都女子学園の創始者。明治から昭和への時代、苦難を乗り切りながら近代の女子教育に信仰の息吹を与え、夫虎山と共に、たゆむことなく“如来のみ声”を聞き続けた95年の生涯を描く。
目次
第1章 父母の慈愛―聞法に育つ
第2章 学びの道
第3章 結婚、そして家族
第4章 文中女学校創設の道程
第5章 「おふけなき」栄誉
第6章 心の教育とその絆
第7章 堪忍の諭し
第8章 念仏に生かされて
第9章 臨終―法悦のうちに往きたい
著者等紹介
篭谷真智子[カゴタニマチコ]
1931年、宮崎県に生まれる。京都女子大学文学部東洋史学科卒業。現在、京都女子大学名誉教授・元龍谷大学特任教授
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