内容説明
戦争の時代を拒み、平和を選ぶために。軍拡がさらなる軍拡を呼び込む“安全保障のジレンマ”から脱却するための論集。
目次
はじめに “侵食”に抗する粘り強い思考を
第1章 いま、なぜ市民の平和構想が必要なのか
第2章 進む戦争準備と沖縄―中国・北朝鮮とどう向き合うか
第3章 「対米従属」の現在―頼り切れない米国を励ます日本
第4章 変容する日本の国際援助
第5章 軍事費増大の構造と歴史
第6章 ジェンダーの視点から軍拡を考える―フェミニスト平和運動からの提言
第7章 「死の商人国家」への堕落をどう食い止めるか
第8章 平和学は平和の実践とどうつながるのか
第9章 平和のアジェンダを再設定する
第10章 “提言”戦争ではなく平和の準備を(二〇二二年一二月)/“声明”「戦争の時代」を拒み、平和の選択を(二〇二三年一二月)
平和への議論の共有を―あとがきにかえて
著者等紹介
川崎哲[カワサキアキラ]
ピースボート共同代表。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員。平和構想提言会議共同座長
青井未帆[アオイミホ]
学習院大学大学院法務研究科教授。専攻は憲法学。平和構想提言会議共同座長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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