内容説明
食にまつわる文章の名手・木村衣有子が「しるもの」がある28の風景を描く。味噌汁、シチュー、冷や汁、コーンスープ、コーヒー、紅茶、めんつゆ…四季折々のしるものにまつわるエッセイ、ブックエッセイに連作短編小説を加えた、著者の新境地!
目次
早春(豚肉とベーコン;シチューの壁;胡麻すりと豚汁;パンと白いシチュー)
初夏(トマトの皮と色;きゅうりのしるもの;ミネストローネの柄;スコール、冷や汁)
盛夏~初秋(とうもろこしの第一印象;アンディ・ウォーホルを知った頃;めんつゆ現代史;自販機とおさげ髪;クリームチキン味;うどんスープ)
秋(百合の果汁、私のジャム;コーヒーをはかる;紅茶の入口;りんごジュースをあたためる;ペアマグ)
冬(出汁と味噌の近況;味噌汁の具を読む;インスタントラーメンをえがく女たち;おにぎり屋の味噌汁;豆腐;そばやの中華そば;レシピの行間を読む料理本;本の中の味噌汁論;器)
著者等紹介
木村衣有子[キムラユウコ]
作家。1975年栃木県生まれ。『恵文社一乗寺店』『喫茶ソワレ』でアルバイトしながら、フリーペーパー『nounous』、リトルプレス『marie=madeleine』を発行する。2002年より東京の東側に住みつつ、東北に通い続けて今に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mame
8
スープを題材にしたエッセイと小説。アンソロジーではよく見かけるけど、同じ作者のものは案外めずらしいかも。エッセイのほうが好みだった。2026/05/29
なー
4
「汁物」と「知るもの」をかけているのかと勝手に思い込んで読んだけど特に掛かってなかった。短編小説のヒノという子がとても良いと思う。勝手に「ヒノちゃん」と呼んでしまいそう。(そして嫌われたり嫌な顔をされたりしそう…)そうだよね。ぬいぐるみや人形に魂や命を吹き込むのは、可愛がってる人の側だよね。2026/06/21
きゅー
4
緩く味噌汁やスープなど汁物についてのエッセイと短編が収録されている。汁物はどうしたって料理のメインにはなれない。だからこその軽やかさというのか、重くない読物。著者の書く小説を読むのは初めてな気がする。ちょっとこそばゆい感じがした。 2026/04/04
あるぱか
1
ウェブ連載の頃から楽しく読んでいました。ヒノと僕の小説は思わぬ人物が出てきてびっくり。個人的には前の2人だけの方が好きな感じでした。スープや味噌汁じゃなくて、しるものっていう書き方がとても好きです。2026/04/30




