感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
恋愛爆弾
20
インドシナを巡る各々の戦争から、明らかに『ディエンビエンフー』が描かれた頃よりも時間として遠ざかったいまこれを読むとなぜか前作ような清々しさではなく、より生々しい近さを感じざるを得ないのは、じつはここに描かれて(しまって)いるのが戦争ではなく、戦争の面をした統治だからである。「Привет」と「Hello!!」が互いを「知る」とき、われわれの物語はたった800ページの黒い箱のような本のなかに閉じ込められる、戦争でもないのに追手は統治のために次々と襲いかかる、その宇宙の支配下にわれわれは現在もいる。2023/04/30
Mark.jr
3
著者の代表作である「ディエンビエンフー」の正統的続編です。題材はベトナムから隣国カンボジアのクメール・ルージュと悪名高きポルポト。割にストレートなバトルもの感が強いですが、前作のヒカルとプランセスの娘である現ヒロインは、まだ2歳なので前ヒロイン程の強さではないです。それを補うように今作の(14歳なのに)ヒカルは前ヒカルよりも非常にしっかりしており、チームで敵に立ち向かう良さがあります。しかし、なんと本書は第一部のみで、現在連載中断中。ホント前作に引き続きこのシリーズは、すんなり進まないですねえ。2025/03/13
リチャード
1
『ディエンビエンフー』のセルフリメイクかと思ってたら続編だった。ベトナム戦争から地続きの、それでいて全く性質の異なるカンボジアの騒乱。プノンペンとサイゴンの陥落というめちゃくちゃ続きの気になるところで第一部が終わってるので早く第二部も紙の本にしてほしい!2025/03/17
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