路、爆ぜる

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  • サイズ 46判/ページ数 408p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087718904
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【小説すばる新人賞出身の気鋭が放つ、令和版ハードボイルド!】

【深町秋生さん(ミステリ作家) 推薦!】
瑞々しく、怖い小説だ。
無垢な少年を情と恐怖で絡め取る半グレ集団は生々しく、
青春を呑みこむ闇の深さに戦慄した。

【杉江松恋さん(書評家) 推薦!】
裏切られ、泥を舐めた者だけが知る、本当の優しさが描かれた小説だ。

高校生の椎名和彦は、バイト漬けの日々を送っていた。
鬱屈した状況から逃げ出すように、同じく暗い境遇にある中高生たちが集まる大阪・道頓堀の”グリ下”で過ごす時間が長くなっていく。
そこで出会った半グレ集団「顔役」の溜まり場に顔を出すようになり、やがて大麻入り錠剤をグリ下で売り捌くように……。
ミナミ(難波周辺)を拠点とする「顔役」は、敵対するキタ(梅田周辺)の半グレ集団らと、ことあるごとに衝突を繰り返していた。
闇深きアンダーグラウンドな世界に否応なく巻き込まれるグリ下メンバーたち……
令和大阪の路上(ストリート)を活写したハードボイルド×青春群像劇!


【著者略歴】
増島拓哉 (ますじま・たくや)
1999年大阪府生まれ。関西学院大学在学中の2018年に『闇夜の底で踊れ』で第31回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『トラッシュ』がある。

内容説明

小説すばる新人賞出身の気鋭が描く令和版ハードボイルド。高3になった和彦は、コロナ禍に嫌気がさしながらバイト漬けの日々を送っていた。鬱屈した日々から逃げ出すように、暗い境遇にある中高生たちが集まる大阪・道頓堀の“グリ下”で過ごす時間が長くなっていく―。

著者等紹介

増島拓哉[マスジマタクヤ]
1999年大阪府生まれ。関西学院大学在学中の2018年に『闇夜の底で踊れ』で第31回小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やも

53
舞台は大阪・グリ下。煙草むんむん煙たくなるようなアングラムードの中、半グレ集団に出会った高校生。仲間に飢えていた彼を待ち受けていたのは…▶いやぁ、場面の切り替えが抜群にうまい!!フラグ回収なるかと思いきや、からのミスリードもうまい!暴力こそが力、知恵と知識こそ力、生き延びることがすべて、どう生きるかがすべて…相反する思想のどちらにも美学があり、半グレも警官も、単純な悪や正義に割り振れない。若干のツッコミはあれど、愛と勇気と度胸をバイオレンスで彩った緊張感のある1冊。2025/05/09

さちこ

29
知らない世界が覗けた。読み応えがあった。小説ってほんとに素晴らしいと感じた2025/03/02

rosetta

28
★★★✭☆19歳でデビューして大いに期待していたこの人ももう26か、待ちわびた三冊目の上梓。コロナの頃のお話。大阪の地理はようしらんけど、あのグリコの看板の下にトー横みたいに恵まれない若者が屯しているらしい。ミナミの顔役を名乗る半グレ、格闘技ジムを隠れ蓑にした半グレ、兄弟で働く詐欺師、息子を地下格闘技で殺された刑事。4すくみの争いが大阪の街を震撼させる。悪い奴はいつでもどこでもいるもんだ。主人公の16歳の椎名がなぜ顔役に気に入られたのか、あまり説得力のある説明がないのが不満。コロナは本当にウザかった2025/04/07

ロア

11
複雑に絡み合うストーリーがものすっごく面白かったです!特にダイアローグが最高でした(*´ω`*)関西弁って苦手なんだけど、そんな苦手意識がぶっ飛んだ。暴力や闘争シーンも文章で的確に表現されていて、超引き込まれました。お気に入りキャラは、変態クィーンと、寺西仲良し兄弟。兄思いの弟の健気さに、心打たれた……つД`)2025/04/30

terukravitz

3
図書館本★★★★☆2024/10/03

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