内容説明
外科手術の事故で患者さんが亡くなったニュースを見ることがかなりある。健康になるために医者に行き、殺されてはたまらない。なぜ、このように事故が起こるのか?また外科ほど目立たないが、実は内科では薬により、もっと多くの患者さんが殺されている。それはどうしてなのか?本書では、医療により、殺されてしまう実態と原因、そしてそんな目に遭わないためにはどうすればいいのか?医者に殺されないための必読の書。
目次
序章 大学病院で医療事故が多いのはなぜなのか?
第1章 大学病院の実態
第2章 日本には医療裁判が少なすぎる
第3章 医学部教授が元凶
第4章 薬で殺される
第5章 日本人の栄養不足は北朝鮮並み
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。精神科医。東京大学医学部卒。東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長、川崎幸病院精神科顧問。一橋大学経済学部非常勤講師、立命館大学生命科学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てつろう
6
こんなに大学の実名を出して悪い所を書いていいのかなぁ~本音をズバズバ忖度なく書いてある。納得できる所も多く。単に○○がいくつが正常と決めるとそれ以外は異常なので薬で正常値にするのが今の医療。それには薬会社の思惑も多い。コレステロール値もすべて一律に心筋梗塞対策で決められた値が大手を振っていて、またがんで亡くなる国民性なのにその値が用いられている。低くすることによりボーっとした老人が多くなるような気がした。BMIも数字が独り歩きして23以下がいいように言われるが23から25が一番長生きなのに。2025/02/27
たつ
1
全ての方が読んで、医療の現状を知るべきと思う2025/08/29
ともぞー
1
週に1冊くらいのペースで本を出している和田秀樹の本。様々な流行りものをテーマに執筆できる能力には恐れ入るが、今回は本職の医療に関する思いの丈を述べたもの。さすがに腹に据えかねたか、怒りがあふれ出している。過激な物言いではあるが、本質を突いた指摘もあった。医療、特に大学病院の古い体質は、変えていかねばいけない。2025/07/11
無添
1
22025/03/10
シュウヘイ
0
大学教授を目の敵にされている印象 2025/03/29




