感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちひろん
1
読了。前提となるガダマーはおろかハイデガーさえロクに読んだことのない人間にとっては難解この上なく、知恵熱が出そうになった。およそテクスト解釈の主眼を伝統と共同体に置き、時間の断絶を超える双方向性の理解と捉えるものとガダマーについて受け取ったが、それが見当外れの誤読かどうかさえ私には判断がつかない。 愚かにもブルトマンの著作を現代の視野からどう捉え得るかを掴むために手に取ってしまったが、このような読者は明確に著者の意図するところではない。ヨハネ福音書を下敷きにした哲学書のようで、私には荷が重かった。2025/06/17
Confy
1
講読形式の本は初めてだから、自分には難しいかもしれないと思ったけど、想像以上に楽しく読めたし、刺激的だった。2024/01/06