感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いとう・しんご
9
「福音書の隠れた難所」きっかけ。いつもながらの大貫先生の本は刺激的。でも、ヨハネ福音書は改変されているというブルトマンの主張を「錯簡」P48と矮小化したり、告別説教の15章以下を後世の不可としながら、同一の作者の筆によるものとして釈義する矛盾など、気になる部分もありました。また、ガダマーの解釈学は解釈とテキストの対話的関係が読者の、つまり人間の世界と主体の関係を構築する仕組みを紐解く糸口として取り上げた哲学的議論なのに、本書では聖書釈義の方法論に矮小化されている点にも疑問を感じました。2025/12/09
ちひろん
1
読了。前提となるガダマーはおろかハイデガーさえロクに読んだことのない人間にとっては難解この上なく、知恵熱が出そうになった。およそテクスト解釈の主眼を伝統と共同体に置き、時間の断絶を超える双方向性の理解と捉えるものとガダマーについて受け取ったが、それが見当外れの誤読かどうかさえ私には判断がつかない。 愚かにもブルトマンの著作を現代の視野からどう捉え得るかを掴むために手に取ってしまったが、このような読者は明確に著者の意図するところではない。ヨハネ福音書を下敷きにした哲学書のようで、私には荷が重かった。2025/06/17
Confy
1
講読形式の本は初めてだから、自分には難しいかもしれないと思ったけど、想像以上に楽しく読めたし、刺激的だった。2024/01/06




