内容説明
かつては、税務に関する業務で英語を日常的に使うのは、一部の国際的な事務所や、外資系企業、グローバル企業に限られていました。しかし、今やボーダレス化。自分の会社やクライアントが海外進出したり、会社が海外企業に買収され、一夜にして外資系企業になったりすることも頻繁にあります。それに伴い、税務担当者が英語でコミュニケーションをとらなければならない場面も非常に増えています。本書では、「税務関連の英文メールを書かなければいけないけど、うまく書くことができない…」という方のために、英文メールの基本的な例文や留意点から、税務に関するさまざまな場面で使う英文例まで紹介しています。英語での法人税法・条文番号の書き方や、税額計算表の作成例、申告書の英訳例や税務特有の単語、さらにクライアントへの請求書や見積書のサンプルなど、実務で役立つ付録も満載です。
目次
第1章 税務+英語の必要性
第2章 英文メールの基本
第3章 海外親法人等とのやりとり
第4章 海外子法人等とのやりとり
第5章 消費税に関するやりとり
第6章 移転価格税制に関するやりとり
第7章 日本居住外国人の税務に関するやりとり
著者等紹介
リーブス,サム[リーブス,サム] [Reeves,Sam]
デロイトトーマツ税理士法人ディレクター。タックスマネジメント・IT関連のサービスに15年以上、そのうちほぼ半分を日本とシンガポールにて従事。UK出身、UKノッティンガム大学コンピューターサイエンス学部卒業。UKのcertified tax practitioner及びproject management試験合格者
中島礼子[ナカジマレイコ]
税理士。1998年~2015年デロイトトーマツ税理士法人に勤務(当時は勝島敏明税理士事務所、税理法人トーマツ)。この間、M&A、グループ内組織再編成を中心とする総合税務サービスに従事
小林誠[コバヤシマコト]
デロイトトーマツ税理士法人税理士。2006年慶応義塾大学総合政策学部卒業。2010年税理士登録。外資系証券会社での勤務を経て、2009年デロイトトーマツ税理士法人へ入所。2017年6月よりDeloitte Tax LLP.ニューヨークオフィスへ出向中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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