内容説明
その中心思想を「不安な心」として捉え、「心の哲学」から「霊性」へと展開された軌跡をたどる。
目次
1 古代末期の世界
2 不安な心の足跡を訪ねて
3 心の対向性―『告白録』の「心の哲学」
4 精神的発展と思想世界の形成
5 思索の方法―信仰と理性の問題と神学的思索
6 心の機能としての霊性
7 ペラギウス批判と霊性の復権
8 原罪と予定の問題
9 人間学の三分法
10 アウグスティヌスの影響
著者等紹介
金子晴勇[カネコハルオ]
1932年静岡生まれ。1962年京都大学大学院博士課程中退。67年立教大学助教授、75年『ルターの人間学』で京大文学博士、76年同書で日本学士院賞受賞。82年岡山大学教授、1990年静岡大学教授、1995年聖学院大学客員教授。2010年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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