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akky本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
射手座の天使あきちゃん
152
奈良在住の四人の作家さんが酔った勢いで城崎温泉旅行を企て、城崎で蟹を食らって酒飲んで、羽目を外し揚げ句に悪乗りで書き上げた「城崎にて」をテーマとした4短篇ではないでしょうか(あくまで個人の想像です) あまりに馬鹿々々しくって可笑しくて脱力物ですが、AMAZONで値段を見てビックリ! これで 2,530円はぼったくりでしょ! (^_^;2024/11/04
みかん🍊
82
奈良出身の作家が集まり「城之崎は、カニがうまい」の一言でカニを食しスマートボールをしロープウエイ、楽しい旅の思い出を元に書かれた小説、タイトルはすべて「城崎にて」山道で迷い旅館に導かれた男性二人が遭遇したのは、大学のサークルで城崎を訪れた女学生は編集長の座を狙っていた本当の目的は、男性が紹介されたのは城崎の動物園でパンダの着ぐるみを着る仕事だった、温泉小説家と編集者で訪れた城崎でコックリさんをしたが為獲りつかれた霊はいったい、どれも面白かった、カニは美味しいが怖い?久々に城崎に行ってみたくなる。2024/09/02
里愛乍
79
城崎温泉に行くことになり嬉しがって持参、読了。現地にて購入した本家志賀直哉の注釈付き『城崎にて』を読むとさらに面白さが倍増する。本家のように深刻な死生観は語られずとも其々のテイストでしっかり城崎温泉しているところは同じ。一作めから電車の中で笑いを漏らしながら読んでるちょっとキモチワルイ乗客になってしまったが、青春あり謎解きありホラーもありで、どれも楽しく読ませてもらった。次は絶対蟹を食べに行くと強い決心と共に読み終える。2024/09/18
hiro
71
森見さんの『シャーロック・ホームズの凱旋』を図書館で予約してもう半年が経つが、まだまだ順番が回ってこない。そのため、森見さんも入った奈良県ゆかりの作家さんの四人の題名も変わっている、この『城崎にて 四篇』という図書館の予約待ちもないこのアンソロジーを先に読むことにした。あをにまる:残念ながら途中でわかってしまった。円居挽:ゆで卵と編集長、ミステリ作家さん? 草香去来:関西らしい?動物園。森見登美彦:もちろん京都ではなく、城崎での森見節。読み終えて関西人として城崎に行ったことがないのが恥ずかしくなった。2024/08/05
キムチ
58
装丁が振るってます♪明治の文豪作品かと思わせる・・で中身は「コミカル~志賀直哉の重奏低音つき)待てよ・・モリミ―が入ってる、ムー。ところが読了したら、彼のが一番。つまり、下手に文芸テイストにならないと面白みを堪能できる不可思議。富山時代 一生分、蟹を食べ過ぎて嫌いになった私なんで、こっくりさんに乗せられ 蟹化して大鍋に浮かぶ奈良男3人は不気味の極めつけだった。宮武外骨を思わせるニセ 志賀直哉 神林叛骨、いいやんけ2024/09/13
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