内容説明
小説もマンガも問わず、さらには創作も評論も問わず、参加作家も北海道以外、海外からも。ミステリーでありさえすればジャンルを超えて作品を集合させてはどうか。年一回、参加作者が投票形式で順位を選ぶという、異種格闘ぶり。北海道ミステリークロスマッチの成果はいかに―?
著者等紹介
柄刀一[ツカトウハジメ]
1959年北海道生まれ。公募アンソロジー『本格推理』(光文社文庫)への参加を経て、98年『3000年の密室』(原書房)でデビュー
新麻聡[アラマソウ]
1960年東京生まれ。94年「マグリットの幻影」で第2回『本格推理』(光文社文庫)に入選。96年「十円銅貨」で第4回『本格推理』(同)に入選
既晴[キセイ]
ミステリー・ホラー作家。台湾犯罪作家聯会理事長。1995年「推理」雑誌にて短編「考前計劃」でデビュー。2002年「請把門鎖好」第4回「甲冠大衆小説賞」受賞。2020年短編「沈默之槍」TVドラマ化、プロデューサー。台湾在住
櫻田智也[サクラダトモヤ]
1977年北海道生まれ。埼玉大学大学院修士課程修了。2013年「サーチライトと誘蛾灯」でミステリーズ!新人賞を受賞。17年、受賞作を表題作にした連作短編集『サーチライトと誘蛾灯』(東京創元社)でデビュー。21年、『〓かえる』(同)で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞を受賞
千澤のり子[チザワノリコ]
東京都生まれ。専修大学卒業。2007年、二階堂黎人と共著の『ルームシェア』(講談社ノベルス)でデビュー。羽住典子名義で評論も手がける
根本尚[ネモトショウ]
漫画家。「ミステリーボニータ」(秋田書店)に「衆議院議員 日本一」を連載(2005年~20年)。「週刊少年チャンピオン」(同)に「現代怪奇絵巻」を連載(06年~08年)。「月刊プリンセス」(同)に「根本尚の2ページ劇場」を連載(16年~25年)。「楽待新聞」(楽待)に「競売物語」を連載(24年~)
深津十一[フカツジュウイチ]
1963年京都府生まれ。2013年、『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作『「童石」をめぐる奇妙な物語』(宝島社)でデビュー
松本寛大[マツモトカンダイ]
1971年札幌市生まれ。2009年、島田荘司選・第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞した『玻璃の家』(講談社)でデビュー
和久井清水[ワクイキヨミ]
北海道生まれ。2015年に江戸川乱歩賞候補。内田康夫の未完作品を書き継ぐ“『孤道』完結プロジェクト”にて最優秀賞を受賞し、19年『孤道 完結編 金色の眠り』(講談社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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