感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
19
実に官能的読書体験。マイ古本屋の店主とも話したが、松岡正剛さんは、生前より亡くなった後に続々と評価が上がり関係書の新刊が出て昔の絶版書の価値が上がってるとの事。こちらの新刊は値段も張るけど(全頁カラー、装丁穴あきで懲りまくり)生前タブロイド新聞に三年半に渡り連載された「BOOKWARE」を再構成したものです。伝説のオブジェマガジン『遊』の編集術の回だけでも悶絶。色んな本が意外な関係で紐づけられ読みたい本が増えます。私の琴線にふれたのは、レオ・レオーニ、山口小夜子、鈴木いづみ、キノコ文学、スーザン・ソンタグ2025/09/20