感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamatoshiuruhashi
29
田中番記者だった著者による田中角栄伝。幼い頃から没までを良く知られたことのみならず、番記者として身近にいた者しか知り得ない事実を交えて記されている。「戦場の」と謳うが戦争時代の話は少ない。角栄の「戦場」は政治そのものであったということか。田中の政治家としての岐路はそのまま日本の岐路でもあった。首相就任のインタビューに応えて「二等兵として大陸に渡った時のような緊張」と言ったのに父が思わず声を出したのを覚えている。冤罪としてのロッキード事件が「闇将軍」を生み出したという主張も説得力がある。2019/01/25
てつのすけ
13
田中角栄元首相については、「まぁ、その~」という発言が、幼い頃の記憶としてある。 本書を読み、あらためて、政治家としての凄さを知った。 田中元首相が被告人となったロッキード事件は、当時の政治情勢から考えると、冤罪である可能性が極めて高いのではないかと考える。なぜなら、裁判所は、我々が思っているほど公正ではないし、正義を追求する機関ではないからだ。この国に、本当の民主主義が実践され正義が根付くのは、まだまだ先であろう。2019/05/28
モーモー
4
田中番記者による田中角栄の人物像。 コンピューター付ブルドーザーという異名に相応しい計算された田中角栄の政治手腕。 ロッキード事件で表舞台からは去ってしまったが、他に類をみない政治家だった。2019/02/07
康
0
盛岡騎兵第三旅団、第24連隊第一中隊、片岡甚松、三江省宝清、富錦、仙台陸軍病院宮城野分院、坂本木平建築事務所、坂本はな、2020/02/01
AM
0
何が主張したいのかよくわかりませんでした…2018/11/11