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目次
第1章 MANGAシンポ(はじめに―マンガをメディエートすること;日本の「文化力」を考える;マンガの捉え方;ポップ・カルチャーの旅―「海外移転」と「ロスト・アンド・ファウンド」)
第2章 マンガ研究の諸相1 日本美術史の中のマンガ・アニメ(はじめに―日本美術史とマンガ・アニメ;「地獄草紙」と戯画;日本近現代における仏伝図;日本漫画映画の生成を担ったもの―政岡憲三と京都における近代絵画の観点から)
第3章 マンガ研究の諸相2 戦後日本のマンガ・アニメにおけるアジア表象(はじめに―小説とマンガ・アニメ;モリ・ミノル『大地底海』を読む―「アジア的」なものの脱落をめぐって;なぜ孫悟空は子どもになったのか―東映動画と手塚治虫が共作した長編アニメ『西遊記』;大東亜共栄圏とサブカルチャーへの欲望―中上健次後期作品・『異族』『南回帰船』をめぐって)
第4章 マンガ研究の諸相3 マンガとしての映像/映像としてのマンガ(はじめに―マンガ、映像、触覚;断片化と物質性―マンガとメディアをめぐって;マンガのゴースト―マンガの新しい生態系をめぐって;触覚性から見るマンガと映像の現在―画面の変容をめぐる試論)
第5章 機能マンガの可能性:日本とイタリアのアスベスト・マンガから考える(はじめに―『石の綿』プロジェクトについて(少しだけ哲学的に)
環境問題と社会問題について若者の意識を高めるためのマンガと新しい方法
アスベストマンガにおける記憶と記録の問題
“出来事”をめぐるマンガ的記述の主観性/客観性と『石の綿』の位置
機能マンガとジャーナリズム―ノンフィクションマンガの確立に向けて
日本語教育におけるマンガの機能性)
著者等紹介
前川修[マエカワオサム]
神戸大学人文学研究科教授。専門は芸術学。とくに写真映像論・視覚装置論
奥村弘[オクムラヒロシ]
神戸大学人文学研究科教授・人文学研究科研究科長。専門は日本近代史、とくに日本近代国家/近代社会の形成について(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。