内容説明
“ノスタルジアが覆い隠すのは、過去とは異なる未来への想像力だ”現代イギリスでもっとも精力的な文化批評家の一人、オーウェン・ハサリーの書籍が初邦訳!
目次
序章 緊縮財政のがらくた市
第1章 殴って隠せ
第2章 クレメント・アトリーの亡霊はわたしたちを救うことができるか?
第3章 英国社会主義の美的帝国
第4章 家族写真
第5章 緊縮都市の建設
著者等紹介
ハサリー,オーウェン[ハサリー,オーウェン]
1981年、イングランドのサウサンプトン生まれ。ロンドン大学バークベック校で博士号取得後、フリーランスの批評家として、モダニズム建築などについて『ガーディアン』、『ロンドン・レビュー・オブ・ブックス』などに執筆しながら、多数の著書を発表。現在は『トリビューン』誌の文化欄編集者
星野真志[ホシノマサシ]
1988年群馬県太田市生まれ。マンチェスター大学英米学科で博士号を取得。2020年4月より日本学術振興会海外特別研究員(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)。研究対象は1930~40年代英国の文化と政治、とくにジョージ・オーウェル、ドキュメンタリー運動など。2019年1月、論文‘Humphrey Jennings’s “Film Fables”:Democracy and Image in “The Silent Village”’で英国モダニズム学会新人論文賞を受賞
田尻歩[タジリアユム]
1988年東京都昭島市生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門は写真理論、20世紀後半以後の芸術理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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河村祐介
hajimemasite