内容説明
関東大震災から100年。マンション災害の特徴を知り、準備、そして被災から復興への道筋を検討する。
目次
第1章 はじめに(天災は忘れたころにやってくる;大規模災害に見舞われたとき ほか)
第2章 災害がおきるとどうなるか(ライフラインの停止;建物の被害 ほか)
第3章 マンション防災対策(マンションの特性;「自助・共助・公助」についての総論 ほか)
第4章 被災マンションの復興の手続き(被災区分の確認;軽微損傷と一部滅失したときの復興の手続き ほか)
第5章 団地内の建物が被害を受けた場合の復旧(団地の棟が被災したときの対応の基本;団地の棟の一部が全部滅失したとき ほか)
著者等紹介
大木祐悟[オオキユウゴ]
一般社団法人不動産総合戦略協会理事長。旭化成不動産レジデンスマンション建替え研究所副所長。マンション再生等マンションをめぐる諸問題、借地借家法、不動産相続問題等に精通。「マンション建替えの法と実務」(共著、有斐閣)、マンション再生(プログレス)、最強マンションの選択眼(ロギカ書房)等多数。論説・講演多数
伊藤朋子[イトウトモコ]
NPO法人かながわ311ネットワーク代表。マンション防災にかかる様々な情報発信をするとともに、講演、マンションに出向いての研修、Workshop等多数。「東京防災学習セミナー」のテキスト作成をはじめ様々な防災マニュアルの作成にも協力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はね
3
マンション住民は在宅避難が基本。さまさまな準備や心構えが書かれていて参考になった。被災後の復興についても書かれている。なにも知らないで被災するのと知った上で被災するのでは心持ちや行動に差が生じるので、ざっとでも読んでおく事が良いと思った。トイレの排水について詳しく書かれていたのが良かった。2023/06/12
mkisono
3
うちのマンションで「防災マニュアルを作ろう」と提案された方がいて、とても助かるなあと思いました。自宅での備えも少しはしてますが、まだ足りないことがあると学びました。2023/03/13
takao
2
ふむ2023/03/24
こすけ“参加希望”ネコ
1
パッと見の思いつきで借覧。自分が思っていた内容と少し違っていたが、これはこれで参考になりました。自分的読書難易度は少々高めでしたので、内容充分理解できたか?と問われると正直自信はないのですが、(そういえば、前に読ん本に書いてあったな)‥的な知識のキッカケには出来たと思います2025/01/23