内容説明
秋田‐樺太‐札幌(丘珠)‐下苦鵡(シモトマム)‐南富良野‐東京(高島平)と戦中・戦後の歴史の暗流を生き抜いてきた家族の、確かな精神の記憶と記録がここに捉えられている。
目次
1 掌篇小説(いちにち;黄昏〓;木漏れ日 ほか)
2 エッセイ(田宮虎彦『花』に;短編に心血を注いだ作家 三浦哲郎氏を偲ぶ;五十四年目の再読 原田康子『挽歌』の想い出 ほか)
3(ぼくが関わった雑誌発行(1)『城北文學』『北の文冢』
ぼくが関わった雑誌発行(2)『高等平文芸』
ぼくが関わった雑誌発行(3)『城北文芸』)
著者等紹介
工藤威[クドウタケシ]
1943年樺太生まれ。大東文化大学文学部卒業。日本民主主義文学会会員。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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