内容説明
なぜ日本は「奇蹟の国」なのか。なぜ理不尽な反日にさらされ続けているのか。英国人記者が説く日vs中韓vs欧米「文明の対決」
目次
第1章 緊迫する朝鮮半島情勢と金正恩斬首作戦
第2章 英雄・金日成はニセ者だった
第3章 韓国は日本から独立したのではない
第4章 中国は歴史捏造の歴史
第5章 蒋介石は日本を欺いてシナを失った
第6章 日本だけが白人の侵略を撃破した
第7章 日本は本当に「奇蹟の国」だ
第8章 太古からの信仰がいまも息づく日本
第9章 「八紘一宇」の精神を取り戻そう
著者等紹介
ストークス,ヘンリー・S.[ストークス,ヘンリーS.] [Stokes,Henry Scott]
1938年、英国生まれ。61年、オックスフォード大学修士課程修了後、62年に英紙「フィナンシャル・タイムズ」に入社して、64年に東京支局初代支局長着任。以後、英紙「ロンドン・タイムズ」、米紙「ニューヨーク・タイムズ」の東京支局長を歴任。三島由紀夫と最も親しかった外国人記者として知られる。著書多数。2017年6月14日、「国基研 日本研究賞」特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネコ虎
10
題名負けの本。新しい情報や主張も少なく、はっきり言って期待外れの本。だらだらと歴史が叙述され、この種の本の読者なら誰でも知っている中身。後半の天皇礼賛は日本人が読んでもピンとこない。日本での滞在が長いならそれに即したそれなりのことが書けるはずなのに残念。2017/12/10
金吾
8
中韓に関しては大体そうだろうと思いますが、日本に関しては贔屓の引きだおしがあるように感じました。7章以降は作家が対象を好きに成りすぎた好例だと思います。2020/08/02
荏苒 byn
4
オリジナルは英文の日本語翻訳?。訳すのも難しそう。欧米に普及すると歴史理解が進む。英国人で特亜歴史に通暁しているのに敬服。満州を占領していたロシアを日露戦争で日本が敗る。金日成は存在した将軍とは別人の、ソ連の送り込んだなりすまし赤化工作員。「中国」という国は存在しない。孔子は人肉(ひしお)を喰った。後半は日本古代史と天皇制。縄文1万年間で武器が出てこない平和列島。水稲は日本から半島へ渡った証拠が出ている。高山正之氏の本もそうだが、歴史認識がひと皮剥けるデテイルが書いてある。2018/02/07
H.P.Velisarius
3
日本に赴任するまでは日本は悪い国でアジアに大変な暴挙を振舞ったと信じきっていた英国人記者が、ドナルド・キーン氏や三島由紀夫氏や加瀬英明氏など様々な日本人と交友を深め、さらに詳細な研究と実証の末「日本は奇蹟の国」何かサムシング・グレートな力が日本には働いているという結論にたどり着く。後半に語られる日本の経た道筋は、歴史教育の副読本にしても良いくらい尊敬を持って語られ、かつ簡潔にまとめられている。かつて日本人の守ってきた気概、道徳、神話、宗教、誇りを守りぬけ!と現代日本人に警鐘を鳴らす憂国の英国人ストークス。2017/08/19
snow
1
北朝鮮・韓国の成り立ちが詳しく書かれていたので勉強になりました。結局世界は国のエゴのぶつかり合い。そして、改めて島国日本の奇蹟を思う。日本人は当たり前に存在する日常に馴れすぎて、さまざまなものに守られていること、それらに感謝することを忘れていないだろうか。この国の成り立ちや、神(八百万の神々)の存在、天皇家の存在。日本人としての大切なことを外国人であるヘンリー氏から指摘されなれるのも妙なことだが、外側から見るからこそ中にいてはわからない日本の素晴らしさが際立つのだろう。読んでよかった。2021/08/08