これが世界と日本経済の真実だ

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これが世界と日本経済の真実だ

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908117275
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

出版社内容情報

元スーパー官僚・統計分析家の?橋洋一氏が教える「正しい」数字の読み方


高橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年東京都生まれ。
統計分析家、(株)政策工房会長、嘉悦大学教授(政策研究)。東京大学理学部数学科、経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、内閣府参事官などを歴任した。2008年退官。著書に『中国GDPの大嘘』 『数字・データ・統計的に正しい日本の針路』(講談社)、『日本はこの先どうなるのか』(幻冬舎)、『儲かる五輪』(角川新書)など。


内容説明

「イギリスのEU離脱は、世界中で進む右傾化がもたらした最悪の決断だった」「アベノミクスで恩恵を受けているのはカネ持ちだけで、格差は広がるばかりだ」「原発はリスクがあろうとも、経済的に安価なので稼働を続けるべきだ」こんなニュースは嘘っぱちだ!高橋洋一教授が日本と世界の経済、政治問題を快刀乱麻。目からウロコの覚醒の書!

目次

第1章 世界経済の真相(「トランプ大統領」は怖くない!;パナマ文書が「面白くない」これだけの理由;イギリスのEU離脱は必然だった;中国はもう経済成長なんてしていない)
第2章 実は成功しているアベノミクス(アベノミクスで正社員も急増する;増税すれば日本は崩壊する;消費税を社会保障目的税にするおかしさ;下流老人の国・日本の現実)
第3章 マスコミ報道はなぜ嘘八百になるのか(既得権に塗れたマスコミたち;舛添騒動で分かったマスコミの無知;沖縄と安保問題―世界は「感情」では動かない;左巻きはいつも「世界の常識」を理解しない)
第4章 数字を読めない左巻きの罪(「経済成長しなくても幸せ」なんて大嘘だ;原発反対なら「倫理」ではなく「数字」で訴えよ;左巻きの限界)

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年東京都生まれ。統計分析家、(株)政策工房会長、嘉悦大学教授(政策研究)。東京大学理学部数学科、経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、内閣府参事官などを歴任した。2008年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamamiki

11
僕はこの人好きですね。ロジックが明白で読んでいて心地よい。立ち位置はクルーグマンに近くリフレ派に属します。数学専攻で旧大蔵省にいた方ですので数字統計に強く経済理論を熟知し且つ裏事情にも強い、だから大変、説得力があります。これからの経済を読み解くのには格好の入門書だと思います。 2017/01/08

Lila Eule

9
新聞社とテレビが既得権益に守られ、安逸をむさぼれるのがよくわかった。株式譲渡制限、再販制度、国有地安価な払下げで守られ、教条的な非論理の不勉強な安易な報道ですむ気楽な権益商売とは。マスコミが嘘八百になるはずだ。郵政民営化は郵貯の破綻を民営化で回避するためで、年一兆円の人件費税金補てんをしていたので存続できていたとは。国債に国民の資金を投入する仕組みが大蔵省の真意とは。1000兆円の借金説も財務省の増税用ネタで、国のバランスシートは金融資産と30兆の徴税力がものを言い、問題ないと。ヤレヤレ。2016/11/11

舟江

5
トランプ大統領を言い当てた人と言うことで読んでみた。さて作者は、「革新系」「リベラル」を『左巻き』と呼ぶという。左巻きの意味は、「頭の働きが正常でないこと、その人」である。東京大学卒の官僚だった人だったというが、「頭狂(とうきょう)大学」卒の間違いではないのだろうか。2017/02/09

M_Study

4
原発や安全保障の見解は納得。失業率と賃金の関係はアメリカでも問題になっており、引き続き検証が必要と思われる。国債発行が多すぎる件は、ストックで見れば筆者の言うように安全と見ることもできると思うが、危機に陥るかどうかはフローの問題であり絶対安全とは言い切れないのではないだろうか?2017/09/18

bonbon99

4
著者は元大蔵官僚で、理系出身という異色の経歴。というのも、大蔵、通産はほとんど東大法学部出身で占められている。黒田総裁もしかり。この本はよく出版できたなと思えるくらい、本当のことを正直に書かれています。マスコミに関する記述は、テレビや新聞で話題になったら、だれかの首が飛ぶのではと思うぐらい突っ込んで書かれていました。この人の他の著作についても要チェックと思いました。期待してます。2016/12/01

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