内容説明
本書によって陽の目を見ることになった、「明治25年の宿帳」、戦中戦後の小学校の「当宿直日誌・学級日誌」は貴重な史料。長野県の東南部に位置する遠山郷―「日本のチロル」とも、「隔絶山村」とも呼ばれる。
目次
1 中央構造線の谷
2 遠山様
3 豊かな森林資源
4 明治一四年イギリス人が行く―アーネスト・サトウの旅日記
5 明治二五年の宿帳―四二九の宿泊人情報
6 戦中戦後の当宿直日誌・学校日誌―木沢小学校
7 霜月祭り
8 山肉屋
9 峠の綱引き―兵越峠
10 下栗を行く
11 限界集落
著者等紹介
磯前睦子[イソマエムツコ]
昭和30年(1955)東京生まれ。お茶の水女子大学文教育学部地理学科卒業。月刊『ねこ新聞』をはじめ、雑誌などにエッセーや書評を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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