内容説明
昭和8年、今上陛下の御誕生を奉祝して企画された「国史絵画」78点が美しい画集になりました。
目次
1 建国の物語
2 王朝の進展
3 武家の活躍
4 建武の中興
5 天下の統一
6 王政の復古
7 明治の躍進
8 大正・昭和
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
8
現在伊勢神宮に納められている、約70枚の本画と洋画による、天の岩戸神話から今上天皇の皇太子即位までの日本史のハイライト。必ずしも教科書的パラダイムシフトや大人物、ビッグイベントだからとて描かれる訳でもなく、天皇の恤民、皇室への忠義、公序良俗、国学史観、国力の拡大に題をとっている。当然戦後史観では否定的なエピソードも選ばれている。それはそれ日本画の色彩が素晴らしい。比較的多く描かれている「太平記」の頃の知識が個人的に貧弱なので、大楠公と大層がられてもピンと来ない。混乱と南北朝を招いた後醍醐天皇の評価も低い2014/03/08
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- 和書
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