わかっているのにできない、やめられない―それでもADHDと共存する方法

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907725525
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0036

内容説明

「脳の歯車がどこかずれている…」行き当たりばったりの人生にサヨナラを告げられたのは自分が「ADHD」だと知ったからだった。「わかっているのにできない、やめられない男」だった著者が試行錯誤して支障のない生活方法を見つけるまで。

目次

第1部 まずは自分を知る(子どものころから突飛だった;ADHDの基本;ADHDをさらに詳しく―)
第2部 さまざまな療法(生物学的な治療;心理学的な治療)
第3部 実践的メソッド(メソッドの基本;時間と計画;片づけ・暮らし・仕事のメソッド)

著者等紹介

中山玲[ナカヤマレイ]
40代のグラフィック・デザイナー。子どものころから怪我が多かったり、何かに過度にこだわるところがあり、自分でも不思議に思っていた。上京し、デザイン業界に入ったあとも転職を思いつきのように繰り返し、独立自営業者となってからは自己管理能力がないことに悩む。ある日、自分がADHD(注意欠陥多動性障害)ではないかと思い当たり、専門医のもとを訪れ、診断を得る。その後は自分の「脳のかたち」に合わせて生活の上での工夫を凝らす。妻とともに、現在首都圏在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルキシュ

3
あるあるーも多くて、参考になる対応もたくさんありました。最後の医師からの文が、当事者ではない人へ伝える際のヒントになりました。どうしても当事者としてカミングアウトすると、相手の受けとめが見えずに拗れてしまうんですよね。本の中で紹介されていた書籍も読みたいです。2016/04/08

とりぴよ

2
ADHD当事者の著者が試行錯誤してあみだした工夫が満載の、ADHDサバイバルガイド。エイメン博士の「『わかっているのにできない』脳」からの抜粋でADHDについての解説もある。自分を客観視するための自己モニター方法、中でも過集中になりかけている時の「NGワード」が興味深かった。情報一元化のアイディア、「取りかかれない」悩み解決のための「セットワーク」など、そして「自分で決めたシステムを誠実に守る」ことで生活を円滑に送れる。巻末の精神科医櫻井公子氏のあとがきがADHDの人たちへの愛情を感じ暖かい。2014/10/07

葡萄びーだまがけん

1
自分を大切に思っているからこそ『相手を信じる・身守る』ことの大切さをじわじわ感じました。2015/02/24

natsu*

0
個人の感想を書かれた本なので、参考程度に。参考文献や作者の経験を用いた最初策は真似できそうなものもありました。

newheaven

0
エイメン博士『「わかっているのにできない」脳』の要約もあるので、博士の本を買う前に読んでみてもいいかもしれない。古書でしか手に入らなくなっているので。また、そのほかに、当事者である筆者が試してみた、ADHD症状を緩和させる手法がさまざま載っているので、参考になる。内容的には薄いのでサッと読めるし、借りて読むので十分と思った。2013/09/08

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