P(lace)B(ased)E(ducation) 地域に根ざした教育―持続可能な社会づくりへの試み

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784907717414
  • NDC分類 371.5
  • Cコード C0036

内容説明

「非場所化」と隣り合わせのグローバル人材育成。PISAの点数を競い合う学校教育。その「地元を捨てさせる教育」から地域に根ざした「スローな教育」へ、第一線の内外専門家が現代社会を俯瞰する。「学べば学ぶほどに地域が好きになる教育」から「自然保護活動とPBE」、さらにアラスカでの「文化に責任を持つ学校(Culturally Responsive Schools)」、ノルウェーの「フリルフスリフ(野外に親しむ暮らし)」など、内外の事例と分析が満載。

目次

第1章 地域に根ざした教育とは(プロジェクトの概要とPBEの国際的な議論;環境教育組織論覚書(続)、環境教育組織論覚書
地域あるいは場での環境学習の意義―職業と仕事、学校と家庭・地域、学びと遊び
自然保護運動にPBEを探る
学べば学ぶほどに地域が好きになる教育
欠かせない生態系サービスの視点)
第2章 海外ゲストの主張(ストーリースレッド―場所と物語を用いた教育;「マオ有機農場」の取り組み;グローバル時代の教育について;毎日の暮らしの中にある学び;「場の教育」の展望)
第3章 日本と世界の論点(「自然を返せ」という運動;体験が持つ価値と重要性;アラスカ先住民の知識体系;フリルフスリフ―ノルウェーから世界への贈り物;聖杯を探して―科学、教育、持続可能性の探求;教育から始まる持続可能な社会づくり;都市社会における野外体験活動と持続可能性のための学び)

著者等紹介

高野孝子[タカノタカコ]
NPO法人エコプラス代表理事、早稲田大学教授。新潟県生まれ。早稲田大学卒、同大学院政治学修士、ケンブリッジ大学M.Phil、エジンバラ大学Ph.D。90年代初めから「人と自然と異文化」をテーマに、多文化構成による地域規模の環境・野外教育プロジェクトの企画運営に取り組む。犬ぞりとカヌーによる北極海横断や、ミクロネシアを舞台にした環境教育プログラム、英国学校探検協会のグリーンランド遠征、カナダロッキー山脈での日加大学生共同遠征などを重ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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