出版社内容情報
●内容
テレビ、アプリ、漫画、本屋、そして発明!?
劇団だけど、劇をするだけじゃありません。
本広克行監督により映画化もされた『サマータイムマシン・ブルース』『曲がれ!スプーン』をはじめ、18年にわたり数々の名作を生み続けてきた、京都を拠点に活動する「ヨーロッパ企画」。
謎に満ちたその魅力、おかしさ、アホさ、独特の演劇づくり……
すべてが詰まった一冊が、できました!
上田誠による短編戯曲「小さな出版社」書き下ろし、
18年間の活動をぎゅぎゅっと詰め込んだ作品解説、
「ヨーロッパ企画ができるまで」の裏話、
森見登美彦・嬉野雅道・本秀康 各氏による寄稿も掲載。
読めば思わず「あっ」と声が出る仕掛け付き!
ヨーロッパ企画の舞台を観たとき、私は生き生きとして自然な人間たちの動きを通して笑いながら、丁寧に作られたヘンテコなシステムに触っている気がする。それはたいへんに気持ちが良い。すがすがしくて美しい。
――森見登美彦「ヘンテコなシステムと遊ぶ人たち」より
ヨーロッパ企画の面々は、私にとってはずっと「あいつらは盟友だ!」であり、今も彼らに勝手に励まされ、暗い夜の海を照らし続ける灯台のように、私は彼らを眺め続けているのです。
――嬉野雅道「嘘のない幸福感」より
●著者情報
ミシマ社(編)
「原点回帰の出版社」として、2006年10月に創業。現在メンバーは10名。東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。2016年、創刊した雑誌『ちゃぶ台』では「台割をつくらない雑誌づくり」に挑んだ。
そんなミシマ社と、同じ京都を拠点に活動する劇団「ヨーロッパ企画」が出会い、おもろいことをしよう!といってできたのが本書である。
<ヨーロッパ企画とは>
劇団であり、企画集団。旗揚げは1998年。一貫してコメディを上演し続けている。
舞台のほかにも映像やイベント、その他活動は多岐にわたる。
表方と裏方がシームレスで、けっこう何でも作ってしまうのが特徴。
●目次
はじめに
ヨーロッパ企画のメンバーたち
ヨーロッパ企画の活動MAP
1 劇団のはなし
2 演劇のはなし
3 映像のはなし
4 京都のはなし
5 メンバーのはなし
おわりに
特別付録:ヨーロッパ企画 年表
内容説明
テレビ、アプリ、漫画、本屋、そして発明!?劇団だけど、劇をするだけじゃありません。謎に満ちた、京都を拠点にする「ヨーロッパ企画」その魅力、おかしさ、アホさ、独特の演劇づくり。ヨーロッパ企画の18年間+最新作品(仕掛けあり)!…すべてが詰まった一冊!
目次
1 劇団のはなし(演劇と氷山1―劇団について書いていきます。;鼎談!誕生秘話(一九九六~九八年) ほか)
2 演劇のはなし(演劇と氷山3―台本ができるタイミング;ヘンテコなシステムと遊ぶ人たち ほか)
3 映像のはなし(演劇と氷山4―暗い旅に出る。;『ヨーロッパ企画の暗い旅』という暗い旅 ほか)
4 京都のはなし(演劇と氷山5―「場所」から生まれる。;西村ブックセンターの開店準備 ほか)
5 メンバーのはなし(演劇と氷山6―スキゾフレニックな役者たち;吉田和睦さん、初めて語る・その2―ヨーロッパ企画の運営のしかた ほか)
感想・レビュー
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佐島楓
ばんだねいっぺい
チョビ
ねむねこ
kane_katu