内容説明
ダイナミックに動くアメリカの政財界のシステムについての紹介など、もうひとつの巨大国アメリカの実像を提示。また、博物館とマイノリティ(少数者)、社会における高齢者福祉、9・11テロ事件を契機として右傾化する政治と宗教、コンピュータ学習と大学キャンパスの情報化、メキシコ系アメリカ人文学に観られる多文化主義、ラップ・ミュージックに現われたアメリカの思想などについて論じる。
目次
第1部 現代アメリカの政治と経済(アメリカの戦争と宗教右派;2000年大統領選挙とアメリカ政治の変容;21世紀のアメリカ外交政策―ブッシュ・ドクトリンはどうなるのか?;豊かさへのらせん階段―21世紀のアメリカ経済;アメリカの反トラスト政策)
第2部 現代アメリカの文化と人々(在米日本人コミュニティの形成過程;博物館・美術館における多文化主義の試み;メキシコ系アメリカ人文学を通して見るアメリカ合衆国の多人種・多民族・多文化主義の諸相;ベビーブーマーの高齢化と高齢者福祉;アメリカ音楽の現在―ラップの誕生とその発展)
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