目次
第1章 北海道を歩く(日本最北端の地を出発;今夜泊まる宿がない ほか)
第2章奥州路を歩く(北のはずれ竜飛岬;松前街道を歩く ほか)
第3章 東海道を歩く(マメで苦戦;鎌倉街道を歩く ほか)
第4章 山陽道を歩く(京都を出発;大阪万博 ほか)
第5章 九州を歩く(関門海峡;古墳 ほか)
著者等紹介
上野啓一[ウエノケイイチ]
1943年東京都生まれ。1968年慶應義塾大学工学部卒業。2008年シチズンマシナリー株式会社退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tetsubun1000mg
7
筆者が初めて東海道を歩いたときは、マメができたり雨に苦戦したり、宿泊予約などが思うようにいかないとネガティブで愚痴が多かった。 何年かに分けて北海道、東北と徒歩縦断しているので、2回目以降は慣れてこられたようで愚痴も減り前向きで黙々と孤独ながら楽しんでいるように感じた。 途中の歴史話のうんちくも説明が上手く分かりやすかった。 60代後半で日本縦断とは思いもしない事だが、健康には大変いいことだと思います。 自分では近隣を自転車で走ってますが、できるだけ長く続けたいと思いました。2020/08/20
つちのこ
3
講談社2016年8月発行。定年後に計画している日本縦断徒歩の旅の事前資料として読了。著者の旅は数年をかけて北海道宗谷岬から鹿児島県までを歩いた記録。一筆書きではなくぶつ切りで歩いているが、宿泊まりが基本なので荷物も軽量だが、30㎞以上毎日歩く健脚ぶり。日記形式の文章は読みやすく、黙々と歩くばかりでなく観光地への道草も頻繁に行っているのが分かる。2019/04/10