ちくま学芸文庫<br> S,M,L,XL+―現代都市をめぐるエッセイ

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ちくま学芸文庫
S,M,L,XL+―現代都市をめぐるエッセイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 386p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480096678
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0152

出版社内容情報

世界的建築家の代表作がついに!英語版より選り抜いた論考にその後の主要作を加えた日本版オリジナル編集。彼の思索のエッセンスが詰まった一冊。

内容説明

’70年代末、『錯乱のニューヨーク』で建築界の寵児となった鬼才コールハース。以来、建築家として一作ごとにセンセーションを巻き起こしてきた彼がブルース・マウと組んで’95年に刊行した『S,M,L,XL』は、1300ページを超える途方もないヴォリューム、圧倒的なヴィジュアルとあいまって、たちまち伝説の書となった。その『S,M,L,XL』の核となっているテクストをセレクト、あわせて「ジャンクスペース」などその後の問題作10篇を収録する。世界の都市の変化の最前線を深い洞察力でとらえたその思想の核心を凝縮、現代都市論/建築論にまったく新しい次元を開く衝撃の書!

目次

問題提起(ジェネリック・シティ;都市計画に何があったのか? ほか)
ストーリー(白いシート(ある夢)
ソビエト宮殿―ベッドタイム・ストーリー「仮想建築」 ほか)
都市(ユートピアの駅;実地調査の旅―(最初で最後の…)AA調査報告 ほか)
カデンツァ(ジャンクスペース)

著者等紹介

コールハース,レム[コールハース,レム] [Koolhaas,Rem]
1944年ロッテルダム生まれ。幼少期をインドネシアで過ごす。脚本家・ジャーナリストとして働いた後ロンドンのAAスクールで建築を学ぶ。75年OMA(Office for Metropolitan Architecture)を設立。78年『錯乱のニューヨーク』で建築実作前に華々しくデビュー。95年『S,M,L,XL』を刊行。常に次世代を見据えた発想で、建築界にとどまらぬ活躍を続けている。ハーバード大学教授。日本建築学会賞、プリツカー賞、世界文化賞、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞受賞

太田佳代子[オオタカヨコ]
建築キュレーター、編集者。2002年から10年間、レム・コールハースが主宰するOMAのシンクタンクAMOで総合リサーチに基づいた展覧会、書籍、都市マスタープランに携わる。2004‐05年Domus副編集長。2014年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミッショナー

渡辺佐智江[ワタナベサチエ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月世界旅行したい

17
まさか翻訳される日が来るとは。しかも訳は読みやすい。表紙はもしかして『S,M,L,XL』の小口の写真かな? おすすめできる本です。2015/05/13

ほぼひつじ

8
脚本家、ジャーナリストから転身し、第一線で活躍する建築家レム・コールハース。彼の現代都市にまつわる論考のエッセンシャル版です。「ビッグネス」が印象的。現代の建築家像は、昔夢見た芸術的なイメージと全然違っていたんだと理解できました。時代の潮流として、建築が「巨大さ」という属性を獲得し、建築らしさを失う。従来の建築理論、都市論が通用しない時代。著者はそれに悲観する訳ではなく、あくまでもその潮流に乗るつもりで、その上に次世代の理論を築いてしまおうともしています。読めて嬉しい。カッコいい、スリリングな都市論です。2016/05/07

sibafu

5
著者が建築家ということくらいしか知らなかったが、面白いらしいので読み始める。意外にも建築自体のことはあまり書いていなくて、都市論や文化論、文明批判みたいなことを皮肉と独特の比喩にまみれた文体で書いている。街や土地などについて多く書いているのは建築家の吉阪隆正も同じで、思わぬところで思考の繋がりが見えた気がした。著者と知識の共有率が低かったせいで理解は不十分だが、それでも比喩しか書かれていないようなこの本は十分面白かった。次は『錯乱のニューヨーク』を読みたい。2015/08/23

デコボコ

5
1ページ目からすごかった。著者のまとまりきってない思考がそのまま文字になっている感じで、学問的には不誠実だけれど、半分詩みたいなものと思えばめちゃくちゃ面白い、というのが流し読みでの感想。要再読。 どうでもいいけど144ページにあるのは俳句ではなく短歌だ。2015/07/25

引用

4
「問題提起」と「ジャンクスペース」が全く分からなかった…2019/03/22

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