感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Noah Sato
2
大頭先生が用意した焚き火の周りでは、アダムとモーセが泣いていて、アスランとN.T.ライトが雪合戦をしている。「なんだかふざけた本だなぁ」と思いきや、無誤性と進化論/ペラギウス主義/アウグスティヌスの原罪理解/JEDP文書仮説/オープン神論/聖霊派と異言、などなど、標準的な福音派信者がアレルギー反応を起こしそうなテーマを次々と取り上げ、ユーモア溢れる文章で(誰かを怒らせてしまわないように注意しながら)つっついていくのだから、ヒヤヒヤさせられる。でも、ワクワクもしてしまう。大頭眞一先輩。この人は侮れない。2018/02/25
ころりん
1
「神と火の違いは、遠ざかるものほど焼き尽くすこと」(ジョージ・マクドナルド) この逆に、「焚き火を囲んで集まり、ホットに語る」コンセプトこそ、「神の物語」にふさわしい、という企画本(?) 創造論、聖書論、オープン神学、ナラティブ・セラピー、異言とタブーネタを扱ってくれるので、ぼくには面白かったです。 皆さんの学識と文才と、ツッコミのうまいことww そう、ツッコミ所は満載ですが、大事なのは、焚き火を囲むように語り続けること・・・それも、バーチャル(誌上)でなく、リアルで。 きっとそれこそ、神の国の前味です。2017/06/03
yuxxlogy
0
◎2017/06/12