内容説明
的中率7割の予測法が存在していた。大地震の直前、電離圏では明らかな異常が起きていた。知りたいのは、地震発生のメカニズムではない。「地震は予知できない」とする、従来の地震学は、なぜこの予知研究を異端視するのか。
目次
第1章 地震は予知できる段階に来ている(大地震の直前も電離圏では異常が起きていた;電波を使って地震を予知する;東日本大震災の前兆もつかんでいた ほか)
第2章 電磁波を用いた地震予知はどのように進んできたか(なぜVLF/LF波が地震予知に適しているのか;地中から発生する電磁波をULF波で検知する;次々と予知を的中させたギリシャのVAN法 ほか)
第3章 なぜ日本は地震予知後進国になったのか?(こんなに違う!地震電磁気学をめぐる反応;地震学では地震は予知できない!?;地震学は理論重視と実学重視の対立の歴史だった)
第4章 直下型地震の危険性 次は関東が危ない!?(次に大きな地震が起こるのはどこか?)
著者等紹介
早川正士[ハヤカワマサシ]
昭和41年3月名古屋大学工学部電気工学科卒業。昭和43年3月同大学大学院工学研究科(電気工学専攻)修士課程修了。昭和45年9月同大学大学院博士課程中退、10月名古屋大学空電研究所助手。昭和53年同研究所講師、昭和54年同研究所助教授。平成4年電気通信大学教授、平成21年3月停年退官。平成21年4月電気通信大学名誉教授、同大先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター特任教授、平成23年4月同センター客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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