地震は予知できる!―3.11東日本大震災の前兆もキャッチしていた!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584133644
  • NDC分類 453.3
  • Cコード C0030

内容説明

的中率7割の予測法が存在していた。大地震の直前、電離圏では明らかな異常が起きていた。知りたいのは、地震発生のメカニズムではない。「地震は予知できない」とする、従来の地震学は、なぜこの予知研究を異端視するのか。

目次

第1章 地震は予知できる段階に来ている(大地震の直前も電離圏では異常が起きていた;電波を使って地震を予知する;東日本大震災の前兆もつかんでいた ほか)
第2章 電磁波を用いた地震予知はどのように進んできたか(なぜVLF/LF波が地震予知に適しているのか;地中から発生する電磁波をULF波で検知する;次々と予知を的中させたギリシャのVAN法 ほか)
第3章 なぜ日本は地震予知後進国になったのか?(こんなに違う!地震電磁気学をめぐる反応;地震学では地震は予知できない!?;地震学は理論重視と実学重視の対立の歴史だった)
第4章 直下型地震の危険性 次は関東が危ない!?(次に大きな地震が起こるのはどこか?)

著者等紹介

早川正士[ハヤカワマサシ]
昭和41年3月名古屋大学工学部電気工学科卒業。昭和43年3月同大学大学院工学研究科(電気工学専攻)修士課程修了。昭和45年9月同大学大学院博士課程中退、10月名古屋大学空電研究所助手。昭和53年同研究所講師、昭和54年同研究所助教授。平成4年電気通信大学教授、平成21年3月停年退官。平成21年4月電気通信大学名誉教授、同大先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター特任教授、平成23年4月同センター客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

2
地震予知というのは,地震学の中の一分野に過ぎない.地震そのものを研究することは,確かに様々な知識を私達に与えてくれた.しかし,そこから地震を予知することは困難であり,それよりも正確で安価な方法が見つかっている.2012/05/11

Ishii Yosuke

1
地震予知、電磁波と怪しいキーワード満載だが、おそらくちゃんとした科学研究の話。原因ではなく現象から地震を予知するというアプローチ。 案の定国からは相手にされてないようだが、こういうのも分散投資という観点である程度ベットしても良いんではないかと思った。 ただ、こういうのを見ると一般人が似非科学とそうでないものを見分けるのは難しいと改めて思う。真摯さみたいなのでは簡単に判断できない。大学でも真摯に怪しげな研究してる先生がいたなぁ。2012/03/13

mft

0
電離層擾乱から地震発生を予測する手法。「予知できた」というサンプルを見せられても今ひとつ納得のいくレベルではない。2013/05/31

Hiroki Nishizumi

0
地震のメカニズムからではなく、電離層撹乱から予測するという帰納法による地震予知学。なんとなくそうありそうな気もする。 とにかく我々からすれば結果が正しければ方法論は選ぶ気はない。ただ学会ではそうもいかないらしく、著者はしきりと非認知を嘆いている。何処も似てるな(´Д` )2012/03/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4533783
  • ご注意事項

最近チェックした商品