感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
20
3人の子育てが一息ついた45歳ころから詩を書き始めたという著者による詩集。共感。「豆」と「ジャムの瓶」が特に好き。出版社の「小さい書房」による巻末の「読者のみなさまへ」もいい。2021/07/01
チェアー
9
目の前のテーブルから、気がつくと空に、宇宙に飛んでいる。身近な言葉で、日常を伸びやかに、ちょっと空想的に描いている。こういうふうに日常を見られる人はいいなと思う。それを言葉にできることも。「べんとうばこ」という詩が一番好き。2020/10/12
ちどり
3
子育てに追われた時代は過ぎて 手のひらから何かがこぼれ落ちるような毎日を知る時 わたしたちは文字に記したくなるのかもしれない。 日常の生活を軸とした あたたかい文章。 疲れた金曜の朝に癒されました。 2021/10/08
るるこ
2
初めての詩集。 心にすっと入り込んでくる言葉たち。 きっとそれは、詩の題材が日常であるからかなと。 なにげなくすぎていく日常のなかに、小さな発見や幸せを見つけることの大切さを教えてくれるような詩集。 縮こまって凝り固まった心が、するするほどけていくような温かい作品でした☆2021/09/04