目次
第1部 川端康成―その生涯と文学の特徴(川端康成の生涯をめぐって;川端文学の構造―時空間の分析を中心に;川端康成と古典文学―敗戦と「源氏物語」;川端康成の言語観―言語の到達(表現)不可能性)
第2部 川端康成作品の分析(「伊豆の踊子」における“時間”と“語り”;「反橋」連作における“冒〓”と“憧憬”;「千羽鶴」における“美”と“醜”との相克;「みづうみ」における“時間”と“空間”;「眠れる美女」における“密室”の機能;「片腕」における「“自己”拒絶の物語」)
著者等紹介
山中正樹[ヤマナカマサキ]
創価大学文学部教授・博士(文学)。専攻は、近代日本文学・国語教育学・文学理論・認識論。南山大学文学部哲学科・名古屋大学大学院文学研究科国文学専攻。愛知県立高校国語科教員の後、豊田短期大学日本文化学科講師・桜花学園大学人文学部准教授、創価大学文学部准教授を経て、2012年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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