出版社内容情報
昭和から愛され続けてきた洋菓子は今もなお魅力が一杯。ショートケーキ、シュークリームなど、懐かしいお菓子をわかりやすく紹介。昭和の時代から愛され続けてきた洋菓子には普遍的なおいしさがあって、その魅力は今もなお輝きを放っています。みんなが子どものころ食べてきたショートケーキ、シュークリームにバナナオムレットなどなど、懐かしいお菓子の作り方をわかりやすく丁寧にご紹介します。思い出の味をぜひご家庭で再現してみてください。
若山 曜子[ワカヤマヨウコ]
著・文・その他
目次
プリン・ア・ラ・モード
ホットケーキ
フルーツゼリー
フルーツサンド
丸い大きなサブレ
絞り出しジャムクッキー
シガレットクッキー
マドレーヌ
レーズンサンド
レトロスイーツをおいしくするサブレ生地〔ほか〕
著者等紹介
若山曜子[ワカヤマヨウコ]
料理・菓子研究家。東京外国語大学フランス語学科卒業後、パリへ留学。ル・コルドン・ブルーパリ、エコール・フェランディを経て、フランス国家調理師資格(C.A.P.)を取得、パリのパティスリーやレストランで経験を積む。帰国後は雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発など幅広く活躍中。フレンチを基本としながらもジャンルにとらわれない幅広いレシピが魅力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
39
“子どもの頃、洋菓子店で売られているビターなケーキの、上がけチョコレートがつやつやとしているのが好きでした。” 華やかなショートケーキとはまた違う魅力があって、買うときに迷ったな。黄色いモンブラン、ジャムのロールケーキ、バタークリームのしっかりしたケーキ。懐かしいお菓子たちは、正しく甘く、適度なかたさもあわせ持ち、どこかおすまししているようで、膝に手をきちんと揃えて座っている女の子みたいだ。バニラのババロアのたまご色が美しく、スプーンで掬う感触を思わず想像してうっとりとなる。作るより、食べに行きたい!2019/09/21
リコリス
36
純喫茶にありそうな銀の食器にのったどっしりとしたプリンアラモード、1枚ずつ丁寧に焼き上げたホットケーキ。和菓子屋さんの一角に遠慮がちに置かれていそうなアルミホイル入りのマドレーヌ、カップケーキをオシャレに仕上げたモンブラン。自転車で売ってそうなアイスクリン。どれもこれも懐かしく優しい味がしそう。卵黄、練乳、牛乳、バニラエッセンスを湯煎にかけてとろみをつけかき氷の上にかける岡山ミルクセーキ飲んでみたいな。2019/04/23
シナモン
25
図書館本。どこか懐かしい洋菓子のレシピ集。写真がどれも美味しそう。自分が幼かったころのバタークリームのクリスマスケーキ、こどもが小さかったころのおやつの定番ホットケーキ、誕生日の朝スポンジ焼いて夜にワイワイ飾り付け…忙しかったけど楽しかったなぁと自分のレトロな思い出に浸りつつ読みました。食べさせる人がいないといまいち作る意欲も起きませんが、久しぶりに自分のためにマドレーヌ辺りを作ってみようかな。モカロール、イチゴジャムロールもいいなぁ。2019/04/03
チョビ
8
昭和の洋菓子店やレトロ喫茶店にあるケーキやサンドイッチのレシピですね。ああ、今そういうお菓子屋さんがなくなろうとしてます(3月に浅草のアンジェラスや駒込のアルプスがなくなるう(泣))!!後5年後には我々が作るしかバタークリームのケーキやら黄色のモンブランとかなくなるのではないかなあと思うと、このレシピは大変意義のあるものだなと思います。2019/02/23
まりこ
8
図書館より*2018/12/09