平和と愚かさ

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平和と愚かさ

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  • サイズ 46判/ページ数 500p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907188672
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0010

内容説明

ぼくたちは政治について語りすぎている。そのせいで平和から遠ざかっている。ウクライナ、ユーゴスラヴィア、ベトナム、中国…『動物化するポストモダン』の著者による「考えないこと」からの平和論。

目次

第1部 平和について(平和について、あるいは考えないことの問題)
第2部 ウクライナのまわりで(悪の愚かさについて、あるいは収容所と団地の問題;悪の愚かさについて2、あるいは原発事故と中動態の記憶;ウクライナと新しい戦時下)
第3部 断章(顔と虐殺;声と戦争;博物館の力;哲学とはなにか、あるいは客的-裏方的二重体について)

著者等紹介

東浩紀[アズマヒロキ]
1971年、東京生まれ。批評家・作家。ゲンロン創業者。ZEN大学教授。博士(学術)。著書に『存在論的、郵便的』(1998年、第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(2011年)、『観光客の哲学』(2017年、第71回毎日出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

42
ジャンルは哲学・人文書だが、理念的な問題からは背を向けている。正確にいうと、理念的な切り口をしないことで、理念を考える本になっている。本書の理念とは平和だ。著者は何度も「平和を考えないことで考える」方法と言っている。第1部で80~90年代の旧ユーゴ問題が取り上げられていて、いうまでもなく現在のウクライナと重ねている。クストリッツァとジジェクの対立が紀行文の中で出てくるのだが、理念的には確かに左派のジジェクの方が正しいだろう。だが、理念的で正しいことは、実現可能性が高いといえるだろうか。ここでの実現可能性と2026/01/14

H2A

12
紀行と哲学の融合。著者最新作とは言え、今までほとんど対談ぐらいしか読んでいなかったので新鮮な気づきをもたらしてくれた。普通は陽の目を浴びない部分に焦点を当て、「忘却」と「記憶」の政治を相対化する。「裏方」として幻想を支えるし、それを享受してもみせる。読み終わってみれば、それでもこの書の中で「紀行」要素よりも「哲学」の部分がやはり勝っているのは仕方ない。とにかく面白いよ。2026/01/20

msykst

12
破滅的で最悪な所業を生み出す悪の愚かさの様相は軽薄でしょーもないのだし、そもそも出来事は理性や論理とは無関係に起こってしまう。その事をどう考え、どう記憶するべきなのか。博物館の役割や、人文学の役割を更新しようとしていたのもとても具体的な問題として啓発される。加えて強く感じたのはこれまでの東浩紀の書物からの一貫性で、「数値化」の概念はデータベースや最適化の話からの、「リゾート」の話は運営と制作の一致の話からの繋がりを感じたし、加えて、それをより普遍的な問題として書き直しているように思えて良かった。2026/01/02

しゅん

10
愚かさを肯定せずには人間はやっていけない。考えないことについて考えなくてはいけない。「ソルジェニーツィン試論」にも『一般意志2.0』にも通じる東浩紀の一貫した姿勢の一つ。これを読むと、「考えても考えなくてもいいもの」として音楽とか詩とか作品とかあるんだなと思う。紀行文のところがうまくいってるかどうかは心許ない。2026/01/05

みのくま

9
本書の読後感は良くない。それは多くの加害がその大小に関わらず併置されており、さらに被害者も加害者に入れ替わる可能性が強烈に示唆されているからだ。本書の読むといかに現代の政治的哲学的主張が絶対的な被害者の側で安住していたかが如実に分かる。本書において著者は時代と逆行し加害可能性から考えている。だからこそ平和について考える事ができる。つまり被害者とその支援者達は常に戦争状態なのだ。そのため被害者もまた加害可能性がある事を示唆する事で、逆説的に平和への道が開かれるという事だ。大変説得力があるが世間ではどうだろう2025/12/31

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