内容説明
ひとりの病院司書の日常を綴った33のショートストーリーと共に、病院図書館の実務や医療情報・図書館の活用に関する解説をコラム形式で紹介。
目次
スタットコードの流れる図書館
机の上にあったのは
小さなどきどきの積み重ねに
ひとりで、いちから
愚人の愚
距離と壁
顔を知らない仲間
寡黙の饒舌
飛び込んできたもの
窓
忙しい時こそ
見るもの、見えるもの
司書覚え書
司書の不養生
「書」の先
ひとりとひとりぼっち
Give and Take
ナンボノタカラ
見計らいは楽し
あたりまえという奇跡〔ほか〕
著者等紹介
小嶋智美[コジマサトミ]
岐阜県出身。広告制作会社でエディター兼コピーライターとして勤務した後、ひょんなことから大学図書館でアルバイトをはじめ、その数年後に司書資格を取得する。大学と病院の図書館での勤務経験あり。2012年よりIndependent Librarianと称し、所属にこだわらない個の司書としての活動をはじめる。立命館大学客員助教(総合科学技術研究機構医療経済評価・意思決定支援ユニット「CHEERS」)、金城学院大学非常勤講師(情報サービス演習2)、南山大学非常勤講師(情報資源組織演習2)。日本医学図書館協会では、NLMC翻訳、機関誌編集委員、診療ガイドラインワーキンググループなどを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。