出版社内容情報
何度だって君を好きになる。
たとえ失うと分かっていても――。
交通事故がきっかけで陸上部を辞めた高2の華(はな)。趣味のスケッチをしていたある日、不思議な少年・芽吹(めぶき)が桜の木から転がり落ちてきて毎日は一変する。翌日「七月に咲く桜を探しています」という謎めいた自己紹介とともに転校生として現れたのはなんと芽吹だった――。彼と少しずつ会話を重ねるうちに、自分にとって大切なものはなにか気づく。次第に惹かれていくが、彼はある秘密を抱えていた――。別れが迫るなか華はなんとか桜を見つけようと奔走するが…。時を超えたふたりの恋物語。
内容説明
交通事故がきっかけで陸上部を辞めた高2の華。趣味のスケッチをしていたある日、不思議な少年・芽吹が桜の木から転がり落ちてきて毎日は一変する。翌日「七月に咲く桜を探しています」という謎めいた自己紹介とともに転校生として現れたのはなんと芽吹だった―。彼と少しずつ会話を重ねるうちに、自分にとって大切なものはなにか気づく。次第に惹かれていくが、彼はある秘密を抱えていた―。別れが迫るなか華はなんとか桜を見つけようと奔走するが…。時を超えたふたりの恋物語。
著者等紹介
八谷紬[ハチヤツムギ]
2016年2月、絆と再生を描いた小説『15歳、終わらない3分間』で作家デビュー(スターツ出版文庫刊)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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栗山いなり
8
事故がきっかけで陸上をやめた少女と不思議な転校生の少年による恋愛青春小説。ちょっとしたSF要素を絡めた恋愛劇なんだけど、いくつかの要素が俺好みだったかなと感じてる2022/08/14
色素薄い系
4
面白かったです。少し不思議なボーイミーツガール。展開としては王道に入ると思うんだけどこういうビターエンドが好みなので大変楽しめた。芽吹の探していた桜の正体が分かった時になるほどと納得した。こういう出会った時には既に終わっている系好みなんですよ。2023/04/24
Nori
2
交通事故に遭いそれまでやっていた走高跳を辞め陸上部を退部した女子高生の前に来たのは植物好きな転校生だった。しかし、その転校生には秘密があり…。別れが決まっている二人の物語なので切ないは切ないのだけれど、悲しいのではなく前に進む姿を応援したくなる物語でした。個人的には幼馴染の愁平くんの今後を期待しつつ応援したいと思う。2024/12/19
萌歌
0
7月に桜が降った、の意味に感動(T ^ T) 何回でも読める〜!2022/10/02