内容説明
読み継がれるロングセラー、はろるどシリーズ最新刊第3弾。
著者等紹介
ジョンソン,クロケット[ジョンソン,クロケット]
1906‐1975。アメリカ、ニューヨーク市に生まれる。ニューヨーク大学で芸術を学んだ後、業界紙のアート・エディターとして働く。1940年、絵本作家のルース・クラウスと結婚し、絵本の仕事をはじめる。本名は、デビット・ジョン・レイスク
小宮由[コミヤユウ]
1974‐。東京都に生まれる。2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。訳書多数。祖父は、トルストイ文学の翻訳家、良心的兵役拒否者である故北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
32
はろるどは、ある晴れた晩に目が覚めた。そこで、紫のクレヨンを持って海辺に散歩に出掛けた。潮の香りを嗅いでいると、前に本で読んだ海賊の話や大海原の冒険を思い出しました――。そうだ、海賊船に乗って宝探しの冒険に出発だ! 海賊船に乗り込み宝物を探していると、出会った海賊に剣を突きつけられ海に落っこちた。どっぽーーん! 海の中で、蛸や人魚に出会ったり。次は海亀に乗って海を脱出したり冒険を繰り広げるはろるど。宝の隠された洞窟で見つけた謎の箱とは? さすが、人気シリーズだけありますね。絵がキュートで楽しい絵本でした。2021/06/06
ヒラP@ehon.gohon
20
紫のクレヨンで、主人公のハロルドがどんどん物語を描いていく絵本です。不思議な面白さがあります。2021/06/15
ツキノ
14
【HarperCollins社制作】2021年5月発行。小宮由訳。ちょっと説明調だなぁと思ったら、クロケット・ジョンソン(1975没)原作なのだという。海の中がむらさきというデザインが素敵。洞窟の中の茶に紫が映える。【232】2023/11/10
マツユキ
12
はろるどは、ある晴れた日に、紫のクレヨンを持って、海辺に散歩にでかけましたが…。よく見たら、原作と書いてありますが、違和感はなかったです。描きながら、お話が進んでいくのが、鮮やかで、心躍ります。2021/12/21
遠い日
10
どうして「はろるど」の新刊?と思ったら、クロケット・ジョンソンのはろるどのキャラクターを元に新しく作られたお話でした。むらさきのクレヨンは健在。どんどん新しい世界を描き足していくはろるど、かわいいな。読み手の想像を少しずつ裏切ってくれるのが楽しい。2021/08/22