内容説明
本書はPythonを学ぶ人々へ向けて書かれたものである。Pythonを使ったプログラミングの題材として、回路シミュレーションとモデリングを選んでいる。第4章の付録に「簡単な抵抗回路」から「汎用の抵抗回路網を作り上げる過程」を、第5章の付録に「ダイオード/MOSFETのコーディングフロー図」を添付する。
目次
第1章 Pythonについて(プログラムの基本;様々な配列 ほか)
第2章 回路シミュレータについて(回路シミュレータの利用目的と機能;回路シミュレータの開発の歴史 ほか)
第3章 回路シミュレーションの基礎技術(回路シミュレータの処理フロー;回路の定式化 ほか)
第4章 取り扱える解析の種類(温度解析;DC解析 ほか)
第5章 取り扱える素子の種類(抵抗(R)
キャパシタ(容量)(C) ほか)
著者等紹介
盛健次[モリケンジ]
東京工業大学非常勤講師。昭和54年3月徳島大学大学院電気工学専攻卒業、同年日本電気株式会社入社、回路シミュレータの開発、フィルタの自動設計プログラの開発、回路チェックプログラムの開発に従事。平成2年11月新日本製鉄株式会社入社、MOSFETモデルのパラメータ抽出に従事。平成21年4月東京工業大学産学官連携研究員。助言者である菅原様とミックストシグナルLSIの自動設計のプロトタイプ・プログラム等を開発。平成26年4月東京工業大学非常勤講師
松澤昭[マツザワアキラ]
東京工業大学名誉教授。株式会社テックイデア社長。昭和53年東北大学大学院工学研究科修士課程修了。同年松下電器産業(現パナソニック)入社。平成9年東北大学大学院工学研究科博士後期課程修了。平成15年東京工業大学大学院理工学研究科教授。平成30年東京工業大学退職、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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