感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
異世界西郷さん
20
【2016年冬アニメ原作を読む。その4】祝! 初KAエスマ文庫。アニメの第1話を見てどんな原作なのか興味がありました。なんというか、原作だと晴彦がただのエロガキじゃねーかという思いが(もっとも、彼には重大な秘密がありますが)ぬぐえませんでした。個人的には、こういう作品は嫌いではありません。最初はファントム退治が主なのかと思っていたら、最後の方でえらく壮大な話になりましたね。学園ファンタジーって銘打ってますが、これはSFなんじゃないでしょうか。イラストはやはり安定と信頼のしらび氏という感じでした。2016/01/30
sskitto0504
11
アニメ見て読んでみたが…ぜんぜん違ってビビった…色々いないし、晴彦あんなんだし…これはこれでいいんだけども…学園モノってよりはSFでしたね。このラストから続きがどう続くのか気になるな…2016/07/14
オオトリちゃん
9
突如現れたファントム?戦闘機にミュージカル、エロゲと色々浮かんでくるが、実際はどれも関係がない。いやぁ、チープな味わいにじわじわ来るわ。うまかったわぁ。ファッション的に取り入れただけであろう中国拳法・五行説、やたらと大仰で奇怪な異能詠唱、取って付けた様なエロ、大人が無能、子供最強の世界…化学調味料まみれだ。こんなものばかりに触れていたら頭がパーチクリンになる事間違いなしだ。だがしかし、これは若い頃から慣れ親しんだインスタントの味じゃけぇ。今更やめられるかい!この味を求めて今日もまた本屋へ向かうのであった。2015/12/05
臓物ちゃん
9
血液脳関門を突破し認知に関わる脳機能障害を発生させるウイルスの蔓延により、感染者が等しく視る幻想が〈ファントム〉として現れる世界。その怪異に対抗できるのは、脳発達段階で感染し神経ネットワークを劇的に構造変化させた若き異能力者たちだけだった。かくして世界の有り様を懸けた、リアルが爆ぜシナプス弾ける異能力バトルが始まる…。「こ、こんなハードSFが京アニでアニメ化とかスゲェ!」と思ってた時期が僕にもありました。読み終えて一言。バカヤローッ!内容はただのC級エロラノベじゃねーか!夢見させんじゃねー!チクショー!2015/11/21
真白優樹
8
この作品はかつて京アニこと京都アニメーションよりアニメ化された作品である。そして原作もまた、KAエスマ文庫より発刊されている作品である。アニメ版と違い登場していないキャラも多くも、根底に流れる熱さとスケベ感もよく似ており、アニメを楽しまれた読者様はきっと楽しめるのではないだろうか。無論、今の時代に読み返すのは少々昔の作品となってしまうので今の流行とは全く異なってくるが、そこを踏まえてももしアニメを何らかの機会で見返すことがあるならば、是非読んでみてほしいと思う次第である。 ではこのまま二巻も読んでいこう。2020/08/16