内容説明
ドイツ国債、札割れ、この危機を救えるのは「世界の金主」日本人だ。金融&実需面で多角分析。
目次
第1章 ユーロの混迷は果てしなく続く!?(現地で見たギリシャの惨状;出口のないギリシャ救済 ほか)
第2章 混迷する大国アメリカの病巣をえぐる(アメリカ型の不動産バブル;基軸通貨として限界がきたドル ほか)
第3章 「貨し剥がし」にあう中国・新興国(人民元が円ペッグする日;バブル崩壊へのカウントダウン ほか)
第4章 「日本の実力」を過小評価するマスコミ(誤解し続ける日本人;「反」日本弱体論 ほか)
著者等紹介
三橋貴明[ミツハシタカアキ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業などを経て、2008年企業診断士の資格を取得し独立。企業のコンサルティングに従事する一方、各国の経済分析や著作活動も行っている
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部卒業。貿易・卸の企業に勤務の後、独立。複数の企業運営にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たー
10
対談形式で世界の経済情勢がわかり易く解説されている。日本も増税してる場合じゃあないんだけどなぁ…2012/04/29
Honesty
5
激動する世界経済を、金融面(渡邊氏)と実需面(三橋氏)の双方から対談形式で分析し、日本のこれからを考察した本。素直に面白かった。三橋氏の本はこれで5冊目なので、彼の今までの本を読んだことがおさらいにもなった。ユーロにしても中国のバブルにしてもオバマ大統領の政策の行き詰まりにしても、世界はがんじがらめになってしまっている感じだ。正しい政策ができない事情がある。日本も日本で増税一辺倒で、国の借金についての正しい認識があまりにもなされていない気がする。自分で考え、正しく認識することからスタートであろう。2012/01/25
カインズ
4
【世界のひずみ日本の歪み】EU、アメリカ、中国、新興国の経済状況を眺めつつ、日本の在り方を考える一冊。世界が様々な理由で適切な経済政策を採れないということが良く分かる。マスコミは、どこの国でも問題なのだと感じさせられた。また、格付け機関の危険性についても触れられている。混迷する世界情勢の中で金主たる日本の役割が大きくなっているのに、日本を卑下するような情報ばかりが出ている状態に違和感を覚える。正しい情報が少しでも普及し、日本が成長することを祈るばかりである。2011/12/11
kuwagata
3
三橋も渡邉も好きな経済評論家なので、ふたりが言っている事がスイスイ頭に入って来る。日本を卑下してやまないマスゴミ報道が如何に酷いか、色々と考えさせられる。様々なデータや客観的事実からして、日本が依然として大国である事、世界経済の中で重要な位置にある事、破綻など絶対にしない事。こうした事実から目を逸らし、ダメだダメだと合唱するマスゴミとは一体?マスゴミから反日的日本人を排除しない限り、正しい情報を得るために苦労させられる時代が続くのであろう。2012/01/08
スプライト
2
対談本で正直内容は濃くない。現状の認識をさらっと全体的に流す本。2012/02/04
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