内容説明
ひとは、人間関係に傷つき人間関係に癒される。今、つらい思いを抱えているあなたへ。こころのモヤモヤは書き出してみると、すっきりします。
目次
第１部 感情の見方―「感情」はこころが発する警告。（ネガティブな感情こそあなたの味方です。；悲しみ。；うつ―落ち込み―。；怒り。；敵意。；不安。；寂しさ。；我慢。；ゆるせない。）
第２部 感情の診方―人間関係はこころの処方箋。（安全な関係のつくり方。；気持ちの伝え方。；気持ちの受け止め方。；友人関係の築き方。；家族との付き合い方。；夫婦の付き合い方。）
著者等紹介
堀越勝［ホリコシマサル］
国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センターセンター長。１９９５年米バイオラ大学大学院の臨床心理学博士を取得。米マサチューセッツ州にてクリニカル・サイコロジスト。１９９７年米ハーバード大学医学部精神科上席研究員。ケンブリッジ病院の行動医学プログラム、マサチューセッツ総合病院およびマクレーン病院の強迫性障害研究所、サイバーメディシン研究所勤務を経て、２００２年筑波大学大学院人間総合科学研究科専任講師。２００８年駿河台大学大学院心理学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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とし
1
相手を慈しむ平易な言葉でかかれているので、大変読みやすい。著者は、現在認知行動療法センターのセンター長をしておられるわけですが、この本を読めば認知行動療法対するイメージ(例えば、機械的とか技法的とか、やや負のイメージ？)も変わるのではなかろうか。これと、インサイドヘッドの絵本があれば、感情のみかた(見方、味方、診方)が変わるのではなかろうか。2016/03/08
pwrflplygson
1
平易な言葉づかいで書かれているため、読みやすい。 優しい本。2015/06/22
ウリエル
0
心理学の本だが、わかりやすく読みやすい。自分の感情はどこからくるのか？そもそも感情とは何か？という基本的なことから、それぞれの感情や関係の対処法まで具体的に書いてある。何かいつもイライラする。友だちつくりたいけど大人になってどうやってつくればいいんだっけ？など感情や人間関係で困ってる人は、一つの指針となるかもしれない。2019/08/25
琴葉
0
辛さ、不安、怒りといった負の感情は大事なもので持っていていい、でも扱いによっては苦しくなるのでこうやって対処していきましょう、と優しい口調で語りかける優しい本。ただ今どき、子供を育てるのは母親、男女でコミュニケーションに違いがある、といったステレオタイプな感性がちらほら見受けられたのは引っかかる。2018/06/25
