出版社内容情報
楽しく読んで知識も身につく気象絵本2冊目。今度は雪結晶にまつわる物語です。贈り物にも最適。「わたしは わたしのままで いいんだね。
この空に 生まれてきて よかった。」
「雪は天から送られた手紙である」
冬の空から舞いおりた雪の子、「ろっか」。
たくさんの友だちとの出会いを経て、
ありのままの自分を受け入れていくが――
大切な人に届けたい、まっすぐな気持ち。
この冬、雪の子に想いを馳せて、雪の舞う空が待ち遠しくなる。
雲研究者・荒木健太郎先生と漫画家・小沢かな先生が描く、寒い冬でも心温まる、雪の子の物語。
テレビや新聞をはじめ、各メディアで大反響! 発売前重版した話題作「せきらんうんのいっしょう」に続く、冬の気象絵本・誕生!
巻末には雪結晶分類の一覧や、雪を降らせる雲の特徴、雪の仕組み、雪結晶を観察する方法や雪を作る実験などについて、写真付き解説も収録しています。
漢字すべてフリガナ付きなので、どの世代にも楽しんでいただけます。
雪の子たちの心を感じて、雪の舞う寒い冬の空が待ち遠しくなる絵本です。
荒木健太郎[アラキケンタロウ]
著・文・その他
小沢かな[オザワカナ]
イラスト
内容説明
7月刊行した人気気象絵本の第二弾。雪の結晶の種類や仕組みが心温まる物語を通してわかる楽しくも勉強になる1冊です。クリスマスのプレゼントにも最適です。巻末には結晶の種類の一覧と結晶に関する解説もついて、興味をより広げてくれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
69
雲の研究者で、気象庁気象研究所の荒木健太郎研究官が、雪の結晶について描いた絵本です。ある冬の日、空からひとりの女の子が下りて来ました。名前は「六花」。雪の子です。六花は、雲の中で、水分子たちが集まって、手を繋いだ時、命を授かりました。水蒸気たちに遊んでもらい、だんだんと大きくなった六花。いつの間にか、地上に向かって旅をしていました。六花は、地上に手紙を届けるために旅をしています。🌿続く→2022/07/04
退院した雨巫女。
9
《本屋》雪の結晶はやはり綺麗。絵は可愛すぎるし、後半は、勉強になりました。2018/12/06
りるふぃー
8
年長の娘に読み聞かせ。難しいかなと思ったけど、絵が気に入ったようで、ろっかちゃんなどを真似して描いていました。スマホで霜活もやってみたい!あと、結晶作りも…2021/12/19
ムーミンママ
1
後半の雪についての解説が本格的だったので、こちらを活かすような科学絵本にすると良かったように思った。 可愛すぎるイラストや擬人化した会話とのギャップが大きい。2018/12/30