錯乱の日本文学 - 建築/小説をめざして

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784906738175
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

15
「ゲンロン0観光客の哲学」以降、”わかりいくい文章は良くないよね”がデフォルトの時代に入ってる気がしている。とくに批評の世界では、著者の意図を行間から読み取らせるとか、が無効になって。読みにくかったら、即、著者の書き方が悪いって話になる。この本は建築と文学を接続しようとする、新しい批評を試みているけど、まァ、読みにくい。2017/10/05

引用

5
穴で有孔体じゃなかったりする、総力戦と建築の関係がモダニズムに単純化されているところもあるが、むしろ新古典主義とか、丹下と黒川を比べてみたりとかするとクリアになるような気もする2021/06/03

hiratax

3
建築と小説をつなぐ文芸評論は珍しい。著者はなにかの賞を獲ってとか、どこかの大学院を修了してといったキャリアではない突然出てきた印象がある。すが秀実が開いていたゼミナール、場所は四谷アート・ステュディウム、に参加し、「早稲田文学」に原稿を持ち込み本書のもとになる原稿を書き始めた。経歴からすれば、ありがちな文学ワナビーなんだけれど、その当時で40歳を超えているから、ただのファッションやうそぶきではなくて、実際重厚な文章を書く。ものを書きはじめる上でインプット期間も大切だなと。2016/08/20

ハイザワ

1
「二〇二〇年に予定されている『東京オリンピック』開催をめぐる新たな建設事業はさらなる巨大な破壊の準備にほかならないのだし、それは同時に私たちの日常生活をも誰もが誰もに対して敵である可能性を秘めた戦場として避けようもなく制御していくだろう。」2017/07/28

こややし

1
面白く読んだ。資本主義と国家が作る戦後の都市空間生活空間の編成を「総力戦体制」として、戦後の代表的な建築と小説によって読んでいく趣。小島信夫の家、大岡昇平の東京タワーを創見だなあと思いつつ読む。大江健三郎の塔はちょっと分かりにくかった。村上春樹を伊東豊雄の建築と絡めて読む、村上春樹の「システム」は、納得できるものだった。似ているんじゃなかろうかというに自分も思ったりしていたので。最終章の大江健三郎の「総力戦」は、今の世界にとってアクチュアリーがあると感じられる読み解き。同世代の石川さんに今後も期待したい。2016/05/19

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